謹賀新年
2017年1月2日
新年、あけましておめでとうございます。
年末はバタバタしてしまい、
ブログがアップできないまま新年を迎えてしまいました。
こうしている間にも研修医は、
通常上級医と研修医の2名体制のERが、
年末は研修医2名体制に増員して奮闘しています。
年末に日当直を入れて年明けにゆっくり実家に帰る人。
年末のうちに用事を済ませて年明けに働いている人。
新婚1年目で初めての年越しで両家の正月回りをする人。
それぞれの正月を迎えていることでしょう。
つい先日まで右も左もわからなかった1年目の研修医は
今では学生の頃の面影は見当たらず医師の目つきになっています。
明和病院に採用の決まった学生さんは、
国試まであとひと月ちょっとと迫ってきました。
私としても、外から〝がんばれ!がんばれ!”と、言うだけでは何なので、
今朝は早起きして京都まで行ってきました。
合格祈願といえば、やはり北野天満宮。
早起きして9時前に着いたのに既に黒山の人だかりでした。
先ずはお参り。
2礼2拍手してから、5人の学生さんの大学と名前を一人ずつ唱え、そして深々と1礼。
せっかくここまで足を延ばしたので、絵馬を掛けることにしました。
これで神頼みはバッチリ!
あとは、みんなが体調を崩さず、いつもの力を発揮できれば
きっと素晴らしい春がやってくることでしょう。
そうそう、
お守りも買ってきました。
一人にひとつずつあるよ。
家に送るからね!
臨床研修 事務担当 N
※臨床研修医の採用情報
https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/
※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
特に見学したい内容、などを明記の上、
t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
までご連絡ください。
看護部恒例のブラッシュアップ研修
2016年12月22日
クリニカルラダー・ノバイスレベルのブラッシュアップ研修を行いました。
7月に行った4ヶ月目研修のフォローアップね。
4か月目研修のときはみんなにはじけてもらおうとは近くのホテルで懇親会・宴会つきでしたが、今回は院内でワーク。
7月の研修では規格外の発想を見せてもらって、若いって頭が柔軟~と思ってたけど
今回も予想を裏切らない頭の柔らかさ。
具材がリアルな鍋…チキンを食べるネズミ…お腹を靴で蹴られた雪だるま…
みんなフリーハンドでサクサク切り細工するところが才能か。。
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サンタクロースの顔をいくつも作るから「お面?」と聞いたけど、実は自分たちの数か月を顔で表したらしい。
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つまり、入職したころの不安顔→ちょっとできるようになった頃の偉そうな顔→経験積んで謙虚にほのかな自信を持った今の顔
ってところね。
今の顔がいい顔してるでしょ。
自分たちの成長を感じた研修になったようです。
この研修、どんな色を使って、どんなデザインに仕上げるかでそのときの気持ちがわかるけど、
今年は4か月目研修のときから規格外の発想が多くて、エネルギーにあふれていたし、
今回のブラッシュアップ研修では、さらに余裕が加わってるのを感じましたね~
色使いが明るくて、テーマに使う素材も楽しい。
1年目のナースたちの心がいかに健康かが見えました。 看護部長室 H.Y
第3回激励会(もつ鍋)
2016年12月22日
以前から研修医のブログを読んでいただいている方にはお馴染みですが、
1年目の研修医が兵庫医大救命センターの研修へ赴いて2週間くらい経った頃に、
院外に出ている先生の激励会を開くことが恒例になっている。
他病院の研修は、電子カルテや医療材料の違いから文化の違いに至るまで
いろいろ苦労が尽きない。
今年度の第1回(8月)、第2回(10月)は、今津の焼肉屋さんで開催したが
第3回(12月)は寒くなってきたので『もつ鍋』を食べに行こうということになった。
今回激励されるのは神戸大出身のN先生。
年の瀬の12月開催ということで
忘年会やら当直やら調整していたら月の後半になってしまった。
しかも、Y先生が詰め将棋のような当直変更に失敗して参加叶わず
K先生が前日からの体調不良で参加できなくなるアクシデント!
でも今回は、兵庫医大から研修に来ている1年目のK先生が参加してくれたので
ささやかだけど楽しい激励会を開催することができました。
兵庫医大のK先生は1年目にも関わらず、産婦人科1ヶ月、循環器2ヶ月、と明和病院で3ヶ月研修する
明和病院のベテランさんです。
少人数にもかかわらず、爆笑トークに花が咲いた!!
温かいお鍋で元気を取り戻してくれたかな??
あと約10日、
年末まで風邪など引かず乗り切ってほしい。
ファイト!!!
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健康診断
2016年12月16日
前回の研修医のブログ「暗号?」のつづき。
明和病院の臨床研修プログラムのうち、
1年目の2ヶ月間(兵庫医大救急と西宮協立脳神経外科病院の救急)
院外ロードに出かける。
もちろん事前に事務方が手続きをするわけだが、
各病院、事前に必要な書類は若干異なる。
その中で、研修直前の健康診断書を求められる場合がある。
明和病院の定期健康診断は1月のため、
正月に不摂生の限りを尽くした人はギリギリまで悪あがきをする。
『健診の数日前から禁酒』、など。
そんなもん、悪くなりきったラボデータが急に改善するわけがなかろうに。
たいていそんな悪あがきをするのは、上の方の先生。
おっと、話が脱線してしまった。
書類の提出は12月中なので、
仕方なく明和病院の健診センターで別途健康診断を受けてもらうことになる。
日時を設定して健診センターと調整しておく。
研修医に「この日に必ず健康診断受けてきてね!」と念押しをすると
大抵「了解です!!」と気持ちの良い返事が返ってくる。
さて、そんなこんなの12月のとある土曜日。
健診センターから電話がかかってきた。
『研修医の○○先生がまだ健診に来られませんけど、、、』
??忘れるようなキャラの先生ではないと思うが。。。。
しまった!!!!!
前日の夕方、とある部署の忘年会に行くって言ってた!
さては寝過ごしたか!?
慌てて先ずは院内PHSに電話
・・・電波届かず。電源入ってない。。
携帯に電話
・・・出ない。やられた。。。
そうこうしていたら、奇跡的に本人から電話がかかってきた。
『ボシボシ(もしもし)~~(超ダミ声)
イバオギました(今起きました)~~。ズビバゼーン(すいませーん)、
ドウビダライイデブカ(どうしたらいいですか)~~。』
『どうもこうもあるかいな!頭ぼさぼさでいいから出ておいで、
多分、肝機能は最悪だろうけど仕方あるまい』
こうしてたたき起こされた○○先生(今回はイニシャルも伏せよう)は
すぐにも病院に飛んでくる、、、と思われた。
が、その後、院外の作業で私が出かけていた間に続きがあった。
寮からは病院まで自転車で10分あれば来るので、
そうこうしているうちに現れるであろう、、
と、健診センターのスタッフが待ち構えているのになかなか現れず。
10時半過ぎに総務課スタッフが改めて○○先生の携帯に電話したところ、
まだ病院の近くをトボトボ歩いていたらしい。
さては二度寝したな、、、
と思って、月曜日の朝に改めて本人に聞いてみた。
確かに前日飲み過ぎ(歌い過ぎ?)で寝過ごしたらしい。
そして私からの電話で、何とか起きたものの、
シャワーくらいしていこうと思ってシャワーして出てくると、
前日、飲みすぎて自転車を病院に置いたままタクシーで寮まで帰ったため、
仕方なく寮から歩いていたそうな。
(歩いたら30分弱かかるからねぇ)
あ~あ。。
超二日酔いのラボデータ、楽しみだねぇ。
提出できないようなデータなら、もう一度採血するか。。。
めっぽう世話が焼けるが、そんな彼らを私は嫌いじゃない。
臨床研修 事務担当 N
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明和病院に専門看護師誕生~(拍手)
2016年12月14日
先週、とてもうれしいニュースがありました。
皮膚・排泄ケア認定看護師の末武師長が、「がん看護専門看護師」試験に合格して、当院第1号の専門看護師が誕生しました。
拍手~
師長業務をしながら2年間大学に通い、途中数週間の実習時には病棟看護主任に長期師長代行で支援をしてもらい、
現場スタッフにも師長不在の間、事故なく看護サービスを低下させることなく、患者を守ってもらい、
そういうことを理解して大学に行かせてくれた病院と、周囲の協力があってこその「専門看護師」認定取得です。
本人が喜んでいるのはもちろん、私たちにも本当に嬉しいニュースでした。
これからその専門性を如何なく発揮してくれるでしょう。 看護部長室 H.Y
暗号?
2016年12月12日
11月の下旬から、
研修医室のホワイトボードに
診療科や部署と一緒に日付が書き込まれ始めた。
↓↓↓↓
まぁ、この時期やし
写真上部のタイトルのとおり忘年会の日程らしい。
が、よーく見てみよう。
この内容だけで忘年会、行けるかい??
場所は?
開始時刻は?
参加費は?
ところで幹事さんは誰???
一体どうやって参加するんだろう。
まるで暗号。
それでも別途案内が回ってくるときもあれば
個別に声がかかるらしいので、
行きたい( or 行かなあかん)忘年会の情報は入ってくるらしく、
ぼつぼつ参加できてるらしい。
まぁ何とかなるってことやね。
しかし、その中のひとつの忘年会の翌日
やらかした1年目の研修医が約1名。。。
(続く)
臨床研修 事務担当 N
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♪!!祝!!♪
2016年12月8日
先日、とってもとっても喜ばしい出来事がありました!
なんと1年目の研修医のS先生が入籍されました!!!
お相手も他の病院で研修中の1年目の研修医で
大学の同級生だそうです
入籍日は彼女の誕生日だって
うらやましいねぇ~~~~
もしもこの日を忘れようものなら、
誕生日と結婚記念日をダブルで忘れたことになって
とんでもないことになるから気をつけてねーーー(笑)
年内には寮も出てしまって、
1年目の研修医で寮を巣立つ第1号。
これからまだまだお互い研修で忙しくて大変だろうけど
楽しい家庭を作ってね♪♪♪
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師走
2016年12月2日
12月に入り、1年目の研修医N先生が
兵庫医科大学病院の救命センターの院外ロードに出発した。
1月には協立脳神経外科病院で研修し、明和病院に帰ってくるのは来年の2月。
昨日の晩に連絡したら、
「1日目は正直よくわからないまま終わりました」とのこと。
大きく成長して帰ってきてほしい。
さて、反対に外部の病院から生きのいい2年目の研修医が2名やってきた。
同期やら先輩後輩が入り乱れて、もう何のこっちゃよくわからない。
今月の研修医室は、明和病院6名(2名は院外研修)、外病院から4名と
10名定員の部屋が満室になってやたらと活気に満ちている。
そして、本日12月2日はボーナスの支給日!!
査定内容を見せ合って、めっちゃ盛り上がっている。
今年も既に12月、あっという間に年が暮れてゆく。
明和病院に内定した6年生、みんな勉強がんばっているかな・・・
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へき地医療(番外編)その2
2016年11月28日
今回のブログも、
まったくもっての番外編。。。
前回からの続きです。
10月某日の翌日(晴れ)
さて、「たまたま」入った温泉と「たまたま」食べた松茸を堪能した翌朝、
温泉街の一体どこから出てきたのかと思うくらい
沢山の高校生が乗るバスに乗り浜坂駅に到着。
実のところ、浜坂病院の前を通るバスに乗る予定が
間違えちゃって浜坂駅に来てしまった。。。
なんとまぁ。
またもや駅前で一人ぼっちになってしまった。
バスが行ってしまうと人影はない。
どこから浜坂病院に行くバスが出るのか聞きたくても
聞く人がいない。
浜坂駅の切符売り場。
ひとつだけ窓口があるけど周囲にお客さんもいなければ
駅員すらいない。
N「すいませーーん!すいませーーん!!」叫ぶ声だけがこだまする。
しばらくすると駅事務室の奥のほうから「はーーい」と返事が返ってきて
お爺さんの駅員さん登場。
N「浜坂病院に行くバスはどこから出ますか?」
爺「うーーん。わかんないけどバス停ひとつだから。。。」
聞いた私がいけなかった。
それらしきバス停の前で待つこと10分くらい。
8人乗りくらいのワゴン車が目の前に止まって、自動で扉が開いた。
運転席には帽子をかぶった謎の人。
謎「どうぞー」
N「・・・???」
運転席と助手席の間に運賃箱がついている!
こいつは立派な“バス”だ!!
あ、浜坂の皆さんのために補足すると、
これは路線ごとの需要のバランスで、適切な大きさの車両で運行されている
町が運営する「コミュニティバス」ってやつで
路線によっては大きなバスも走ってました。
浜坂病院さんでは担当の係長さんと医師対策の参事さんと
世間話も交えていろいろお話した。
どこもかしこも医師不足で医師の確保には本当に苦労されているご様子。
研修医が来たときには“飽き”が来ないよういろいろとイベントも考えておられる。
中には“民泊”なる、昔の庄屋さんの家で1日ホームステイをさせてもらい、
囲炉裏端で魚を焼いて食べたりしたらしい。
なんとか楽しんでもらって、“へき地に興味を持ってほしい!”という思いが
ひしひしと伝わってきた。
改めて浜坂駅に戻り、
さっきのお爺さん駅員さんに「病院行けた~~?」と声を掛けられ、
ディーゼルカーの電車に乗り込む。
ここからは海沿いに走り、餘部(あまるべ)鉄橋を超えて香住駅へ。
窓を開けると風がとても気持ちいい。
浜坂や香住はともに秋から冬にかけて“かに”で賑わう。
いわゆる“タグ付き”のブランド蟹の産地でもある。
香住駅前にタクシーが止まっているのを見つけるや否や、
なぜか“このタクシーに乗らねばならない!”と思ってしまい即乗車。
(だって、逃したらまたポツンと取り残されそうな気がして。。。)
香住病院さんは比較的建物も新しく広い病院であったが、
ここで対応してくださった事務局長さんも他の2病院と同じく
医師がなかなか集まらない。とおっしゃっていた。
まじめな話、冗談抜きに、
今回の挨拶回りの出張で
へき地の医師不足を肌で感じずにはいられなかった。
お年寄りには医療が必要なのに、必要な人材が足りない。
数人いるお医者さんも、その大半がかなりのお年の先生方。
外科を標榜していても手術ができない。
手術室はあっても使えない。
病院玄関には遠く離れたところからの応援の医師のスケジュール表。
切実だった。
今回、直接赴いてお話できたことはとても大きかった。
沢山話をして、へき地医療を担う人たちの生の声を聞けた。
どの病院も自信を持って研修医に薦められるとても素晴らしい病院だった。
無事に3病院に挨拶を済ませ、あとは列車に乗って帰るだけ。
ちょうどお昼時だし、電車まではあと1時間半くらいある。
海岸線の道をキャリーバックを引いて歩く私の目の前に、
ちょうど『たまたま』お店が現れた。
しかも、なんとお寿司屋さん!!!
仕方ないよねー。
周りに他には食べられるお店が見つからないんだから。
お店の暖簾をくぐると板場を囲んでカウンターがあり。
その一角に座って私は考えた。
ミッションである3病院へのご挨拶は無事に済ませました。
→ 電車の発車まではあと1時間半あります。
→ 電車が三宮に着くのは16時半です。
→ 病院に寄ると着くのは17時過ぎです。
→ だとすると、今日は家に直帰ですね。
→ では、本日の業務は終了です!
N「・・・・・大将!生ひとつ!!」
※ このブログを病院幹部の人が読みませんようにーー。
カウンターの生簀にはびっしりと鮑が!
それより私を呼んでいたのは、「のどぐろの炙り」
あまりの美味しさに失神するかと思った!
“のどぐろ”初めてだったんだよねー
驚いたなー
今回は握りのセット8貫にしたけど、なんと鮪(マグロ)はありません!
なぜならば、近くで鮪は捕れないからです。
近海で捕れるお魚だけで勝負する。
いいお店だ。
研修医にもこのお店勧めてあげよう。
そして、ここに研修医が来たら、
途中で他の研修医も連れてみんなで遊びに来よう!
握り8貫のうちの1貫が、これまた“のどぐろ”で
あまりの美味しさに、またも悶絶!
「大将!のどぐろもうひとつ握って!!」と2回リピートし、
“生”は、香住の銘酒“香住鶴”に変わり、徳利は2本空いた。
改めて申し上げます。
これは、業務終了後であり、且つ、研修医のための立派な“リサーチ”であります。
これらの写真をバンバン研修医に送った結果、
4人いる研修医のうち、2名がへき地医療の研修に興味を示して名乗りを挙げた。
来年、夏に改めてみんなで湯村温泉に行こう!
そして秋にはみんなでのどぐろとカニを食べに行こう!
研修医には、沢山仕事をして沢山学び
そして思い切り楽しんでほしい。
因みに、今年の松葉ガニの解禁日は11月6日です。
今から来年が本当に楽しみ♪
へき地医療(番外編)(完)
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へき地医療(番外編)その1
2016年11月24日
今回のブログは、
まったくもっての番外編。。。
10月某日(晴れ)
今年の夏は10月まで続くのか?
と思うほど残暑厳しい日の朝、
明和病院の卒後臨床研修プログラムの悲願であった
「へき地医療」に加わっていただいた
但馬地方の公立村岡病院、公立浜坂病院、公立香住病院 に向かうため
城崎温泉行きの特急列車「こうのとり」に乗っていました。
目的はこれからお付き合いが始まる病院さんへのご挨拶と
研修医を1ヶ月預ける場所が一体どんな所か、現場の空気を含めて
この目でしっかり確かめてくること。
やはり自分の目で確かめないと、自信を持って研修医にお薦めできないからね。
さて、
当初、どの病院も兵庫県内なんだから日帰りできるはず、と思ったが、それは大きな間違い。
公共交通機関を使うと、想像以上にアクセスが大変。
アポイントの時間も考慮すると1泊2日の予定となった。
でも、それぐらいでないと本当のへき地医療じゃないしねー。
尼崎から特急列車に揺られること2時間ちょっと。
列車の中で早めのお昼ご飯を済ませて八鹿駅に降り立ちました。
私は八鹿駅で降りるのは初めて。
駅前にはタクシーが1台と、バスが3台。人影はまばら。
一服しているバスの運転手さんらしき人を見つけて声をかける。
N「村岡病院に行くバスって、これですか?」
運「そうだよ、このバスだよ、乗って待ってて、もうすぐ出るよ」
と言われて乗り込んだバスには、
だーーーーれも乗ってません。
しかも猛暑、吹き出る汗。
その後、発車まで他に誰もお客さんが乗ってくることはなかった。
バスが発車し、気がつけば山間部の道に入り
たった一人のお客を乗せたバスは
いくつもの峠と谷を越え、トンネルを抜けてひたすら走る。走る。走る。
運転席横の整理券の番号表示と運賃だけがカチャカチャと変わってゆく。
トトロの猫バスにでも乗ってる感じで結構ワクワク。
テレビ○阪の「ローカル路線バスの旅」みたいで
小旅行の気分(もとい!大事なお仕事中です!!)
1時間ほど経ったころ。
バスはようやく村岡病院の最寄のバス停に到着。
目指す病院は小川のせせらぎの向こう側。
キャリーバックをゴロゴロと引きながら、場違いなスーツを着て
汗を拭き拭き歩いていると、
第一村人発見!
すると、まぁ何ということでしょう。
よたよたと歩くおばあさんが、「こんにちは~~」と声を掛けてきた。
反射的に「こんにちは~~」と挨拶を返す。
(私にご用かな?)
違うんです。多分すれ違う誰とでも気軽に挨拶を交わす。
そんなホッコリした集落なんです。
村岡病院さんは病床数50床。
院長先生がとても訪問診療に力を入れているらしい。
豪雪地帯で冬は雪に埋まり、院長先生自ら「かんじき」(若い人知らんやろ、ググれ!)
を履いて、雪道を進むそうだ。
事務長さんにお会いしてご挨拶とお礼を述べて
明和病院の(私の?)へき地医療にかける思いを切々と話すと
事務長さん自ら車を運転して、研修医が使う官舎や
近くのスーパーやコンビニ(唯一であり、近隣1号店!)まで
案内していただいた。
案内していただいた事務長さんからも、
「若い研修医の先生に来ていただけると、とても刺激になるんです!」と。
こんな前向きな人たちのところに預かってもらったら
都会にいても決して体験できない、
貴重な経験が積めることが確信できた。
大きな収穫!!
すっかり長居してしまい、
村岡病院を出た時は15時になろうかとしていた。
N「事務長さん、このあたり、タクシーって来ます?」
事「ないないないない!タクシーなんか来ないよ!」
・・・そりゃそうですよね。
八鹿駅から1時間も山の中なんだから。。。
さて、次のバスは、、、、16時01分。
覚悟はね、、してましたよ。はい。
バスの待合室でのんびり1時間待ちです。
雪の時期でなくて良かったよ。。
聞こえるのは鳥のさえずりと川のせせらぎ。
1分1秒を争って仕事をする毎日からは
とてもとても想像できない贅沢な空間。
ゆっくり陽も傾いてきたころ。
またしても誰もお客さんが乗ってないバスに乗って
本日の宿泊地の「湯村温泉」に向かいました。
??
何で「温泉」なのかって?
だって、翌日に行く浜坂までの通り道に
宿泊できるところがそこしかなかったんです!
仕方ないよね~~~
てなわけで、
本日は温泉のお宿で一人羽を伸ばしたわけであります。
ゆっくりお風呂に浸かって長旅の疲れを癒したら
晩ご飯はバイキングです。
ところが何ということでしょう!!!
『たまたま』ですが、このバイキングのメニューに
“松茸の土瓶蒸し”とか“松茸の天ぷら”とか、“松茸ご飯”とか
しかも全部食べ放題!
国産ちゃうやろ!というツッコミはこの際無視して
ひたすら松茸♪ 松茸♪ 松茸♪
即刻西宮で悪戦苦闘している研修医に写メを送信。
実際に送った写真がこれ。
↓↓↓↓
これを世の中では“飯テロ”と言うらしい。
へき地医療(番外編)その2 に続く。
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