医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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患者さんになってみました!

2018年1月21日

他人にはどうでもよいことではありますが、
私はかれこれ30年以上の花粉症。
春先になると鼻がムズムズ、グスグス。。
花粉以外にも、ホコリっぽいところや、
何がきっかけか分からないタイミングで
くしゃみと鼻水が止まらなくなります。

そんな事態に備えて数年に1度、鼻の中をラジオ波治療していたので
昨年末にかかりつけの耳鼻科の先生のところに行って来ました。
すると今回は、
『Nさんの場合はそもそも鼻中隔(鼻の奥の左右を隔てている『壁』の骨)が
 曲がっていて詰まり易いから、
 そっちを治してみたほうが良いんじゃないかなぁ』 と。

早速、我が病院の耳鼻科に相談して、頭部CTを撮影してみると、
鼻中隔が見事にグイッと左に曲がっています。

てなわけで、
この際、思い切って明和病院に入院して手術することにしました!

入院日は1月某日、入院してその当日に手術することになりました。

予定では4日間の入院ということもあり、
奮発して個室部屋を希望したところ、
連日ベッドがパンパンに埋まっている中
無事に個室入院が決まりました
毎日ベッドコントロールに苦慮している
看護師のM主任さんのご苦労をお察しいたします。

今回は、
耳鼻科にローテート中の2年目のS先生が手術に一緒に入り、
麻酔科にローテート中の2年目のF先生が麻酔管理のための
気管内挿管をしてくれます。

気管挿管をしてくれるF先生には、
『挿管の時に前歯を折ったり唇切ったりしないでね~』と
さり気なくプレッシャーをかけてみました(笑)

さて、病室に入ると、
師長さんに始まり、病棟の担当の看護師さんや手術室の看護師さん、助手さんが
入れ替わり立ち替わりでやってきてテキパキと仕事をしていきます。

なんせ自分の職場です。
知ってる人である確率の高いこと高いこと。。。

そうこうしていると、廊下で師長さんの声と
もう一人聞き慣れた声が聞こえてきます。。。

師長さん:『Nさんが耳鼻科で入院してるんですよ』
????:『ほぅ、そうか』

!!!・・・・頭の中で、有名な「ダースベイダーのテーマ」が流れてきます・・・・

我が部屋の前でベイダー卿の足音が止まり、
扉の開く音とともに、カーテンの向こうから
ベイダー卿:『きみー、こんなとこで休憩しとんのか~~?』

そうです。ベイダー卿とは、我が病院の大ボス。Y院長先生です。
外科のカンファレンスの後に、患者さんを見舞いがてら
見つかってしまいました。(院長には入院すること黙ってたのに)

院長:『ワシも鼻中隔曲がっとんねんけど、手術する根性がないからしてないねん』
・・・この手術、根性が必要やったんか!??

N:『数日ですけどお世話になります』と頭を下げると
院長:『まぁお大事に~』
と、患者さんに接するお医者さんとしてのお言葉を有難く頂戴しました。

手術開始時刻が迫って手術室に赴くと、
ここにも知ってる面々がすらり。
手術台の上に大の字に横になると、麻酔科のT部長までが〝ぬっ”と上から覗き込んでいます

麻酔の指導を受けてる2年目のF先生も脳波を測定するシールを
額にペタペタと貼っていきます

やがて麻酔がかかり始めると、
目の前がボンヤリしてきます。。。
意識があるうちはパチパチと瞬きをしていたのですが
そんな時間も一瞬にして過ぎて意識を失いました・・・・

無事手術が終わり、2時間くらいは意識がボーっとしていましたが、
それも回復したころには研修医だけでなく
形成外科の先生達も覗きに来てくれました!!

術後は鼻の中にギッシリ圧迫止血のガーゼが詰め込まれて
口でしか息ができないため飲むのも食べるのもひと苦労。
鼻に当ててあるガーゼを晩ご飯の卵スープに
浸してしまいました。。。

2日後にはガーゼが取れると一気にQOLが上がりました!
お昼ごろ熱が上がってヒヤリとしましたが、
食欲も増えてすっかり元気!

と、言いたかったところですが、、、

手術後に起きる『侵襲熱』が微妙に続きます。
まさか風邪とちゃうやろか。。。
ということで、耳鼻科外来での術後処置に合わせて
念のためにインフルエンザの検査をしましょうと。

インフルエンザの検査って知ってる?
細い綿棒を鼻の奥に突っ込んでグリグリするやつ!
鼻の手術してるのにそんなことしたら鼻血がブーッってなるやん!

喉のぬぐい液で検査するんかな?
と、思いきや
主治医のS先生が取り出したのは
鼻から入れるファイバーカメラ!

S先生『これで見ながら検体取ります』
ひょえーっ、そんなことできるんや、、

がっつり切った手術の割に
麻酔が切れてからも特に痛みはなく
いやーうまいことできるもんやなぁ、
と思っていたところでの術後処置、
当たり前だけど、ちょっと痛かったわけよ
しかも全然我慢できる程度に、、、

ところがね、
その直後に少々気持ち悪くなり、

何と!何と!!!
人生初めての迷走神経反射を経験しました!

S先生に『さっき気持ち悪くなってね~』っと話すと
さすがはS先生、慌てず騒がず、
『顔色悪いし、汗かいてるし、迷走神経反射やな、看護師さん、血圧測ってー』と言うと同時に
診察台をヒュ~っとフルフラットに倒します。

血圧を測ると(記憶が曖昧やけど)100の40くらい。
冷や汗かきすぎて寒い!

ダッシュで病棟に戻ると、
間髪入れずに看護師さんが入ってきて、
『Nさん!大変!!インフルAが出た!!!』

えぇぇぇっ! まぢか。。。
そしてその後に何かを抱えた病棟の助手さんが続きます
・・・?
もしかしてそれはポータブルトイレ!!??

そうです。
聴診器や血圧計、体温計に至るまで本人専用の(他の患者さんと共有しない)
ものが用意され、目の前にある病棟のトイレに行くことも許されず
部屋の扉には面会制限の表示が貼られ、
ポータブルトイレと尿瓶が用意されました。あっという間の1分足らず。

感染に対する意識の高さと統率の取れた行動には感服です。
術後管理が終わって退院可能となり、
院内感染のリスクを抱えるにもかかわらず、
退院を1日先送りしてくれたことに心から感謝。

そんなこんなで退院は1日先送りになりましたが、
インフルになってしまった以上、
職場復帰は少し先になります。(ムフッ♪)

入院してみて気付いたこと。

うちのお医者さんは患者さんにとっても優しい。

うちの看護師さんも患者さんにとっても温かい。

そして、共にとても優秀!!!

よく、病院食は美味しくないと言われるけれど、
うちのごはん(常食)はとても美味しいと思う。
朝のパンとか種類も色々な上に毎日フッカフカだったし♪
(パンが温かくてフッカフカって大きいよ~~♪)

改めてたくさんの人たちに支えられていると感じた数日間でした。

耳鼻科の主治医のS先生
中3病棟のO師長さん
受け持ち看護師のMさんをはじめお世話をしてくださった
全ての看護師さんと助手さん
お見舞いに来てくださった沢山の方々

本当にありがとうございました!!
今後とも宜しくお願いいたします!!


  入院してもタダでは起き上がらない臨床研修事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
  http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
  ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
  特に見学したい内容、などを明記の上、
  t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
  までご連絡ください。

2018 謹賀新年

2018年1月2日

あけましておめでとうございます

早いもので私が研修医の担当を始めて
1年と9か月が過ぎ、2回目のお正月を迎えました。

ということで、
昨年に引き続き、春から明和病院で研修を始める医学生の
医師国家試験の突破を祈願をしに
今年も京都の北野天満宮まで
合格祈願に行ってきました。

1月2日と言えば、世間は初売りのバーゲンが始まり、
北野天満宮では合格祈願に訪れる参拝の人や
『天満書(てんまがき)』(書初め)なども行われ、
細い参道は人で溢れかえります。

そこで、神戸の人工島に住んでいる私は、
夜も明けきらない(てか、真っ暗)うちに家を出て
始発の電車で京都に向かいました。

乗り換えること3回、
ようやく夜も明けきったところで
かつて私が学生時代を過ごした京都市営地下鉄の
今出川駅までやって来ました。

そこから更にバスに乗り換え、
北野天満宮にたどり着いたには7時半頃。

先ずは大鳥居の下で深々と一礼。

細い参道の両側にびっしりと並ぶ的屋さんも
朝の準備に入っているところは、まだちらほら。

ところが、門をくぐって本殿にお参りに行くと、
去年より1時間以上早く着いたのに、
そこには既にお参りの長い列が!

お参りのために順番に並んでいると、
私の後ろに家族連れが並んだ。

  母『あんた一番危ないんやから
    1万円くらい放っとき!!』
  子『えーー。お札持ってないよーー』
  母『ほな、お母ちゃん貸しといたるから・・・・・
    ・・・あかん。10円玉あらへん。
    100円玉しかあらへん。』
  子『5円玉はー?』
  母『ない! ・・はぁ、100円とは高額な・・・』

  (どっちやねん!!!)

思わず振り返りたくなった(笑)

そうこうしているうちに私の順番。

先ずはお賽銭をじゃらっと投入!

二礼二拍手をしてから、
5人の学生さんの大学名と氏名を唱えて、
〝第112回医師国家試験合格”と唱えて
最後に改めて深々と一礼。

しっかり願掛けしてきました。

その後
お守り(1人1つずつ)と、絵馬を買い、
絵馬には願い事をしっかり書いて、
日当たりのいい明るい所に提げてきました!


御神矢は研修医室にお祭りしておくね!)

そういえば、5人の学生さんのうちの1人が
我が家と目と鼻の先に実家があることを思い出し、
連絡をしてみたらちょうど実家に帰省中!!
そのまま直接手渡すことができました!

今年もしっかり神頼みもしてきたので、
あとは彼らが体調を崩さず
最大限のポテンシャルを引き出せることを
心から祈っています。

北野天満宮の梅の木のつぼみは大きく膨らみ
あと少しで可憐な花を咲きそうです。
その頃には国家試験も終わっているかな。

あとの4人にはお守り郵便で送るから待っててね!!

明けた2018年!!

果たしてどんな年になるんでしょうか。
今からとても楽しみです!!


 臨床研修 事務担当 N

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Road to X(その五)競技復帰に向けて

2017年12月31日

アメリカンフットボールの試合で
ACL(膝前十時靱帯)を損傷してしまったF先生、
無事に手術が終了しましたが、
最終目標はアメフトの競技への復帰です。

さすが若いアスリート!
先ずは麻酔が切れ、早々に車椅子移動が可能になり、
車椅子でウロウロしていたら脱走者扱いされ
(日頃の行いが悪いから疑われた!??)
早速リハビリが始まりました。

アスリートの術後は、早期からリハビリが始まります。
病院が誇るアスリハ施設でも、
最初のリハビリは少しずつほぐしてマッサージ。

手でほぐした後は、
電気的な刺激を加えたり

この様なリハビリを続けた結果、
約10日後の土曜日、彼は元気に退院することができました。

でも、アスリートとしての復帰にはまだまだ時間がかかります。

当面の目標は来年の夏の練習への復帰。

3月には明和病院の臨床研修も終わってしまいますが、
来年の試合に復帰したら、必ず試合を見に行くと
F先生と約束しました。

退院の前日、F先生と快気祝いどこかでやろう?
と話したとき、
やっぱり『焼肉屋』というリクエストが出ました(笑)

そして更に何と!!
退院日の翌日の日曜日のERに、
松葉杖をつきながら日直をこなすF先生の姿がありました(驚!)

F先生『救急隊の人とか、救急車から降りてきた患者さん、
    びっくりするやろうな~~』
いやいやいやいや・・・そりゃびっくりするやろ。。。


そうそう!!

すっかり書くのを忘れていましたが、

F先生が所属するアメリカンフットボールチーム
Sidewinders(サイドワインダーズ)は、
2部リーグで見事に優勝を果たし、
11月25日に開催された1部と2部の入れ替え戦でも勝利!!!

来期は1部リーグで戦うことが決まりました!!

早く練習を再開して、1部リーグの試合で活躍するF先生が見たいものです


    Road to X(完)


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Road to X(その四)差し入れ

2017年12月30日

アメリカンフットボールの試合で
ACL(膝前十時靱帯)を損傷してしまったF先生、
幸運(?)にもスポーツ整形が盛んな明和病院の整形外科に入院、
手術を行い、無事に手術が終了しました。

病室に戻って元気な笑顔を見せてくれたので、
とりあえずひと安心。

そして私は1年目の研修医と一緒に、
焼肉屋に繰り出したのでした♪

F先生には申し訳ないが、
たまに食べる焼肉は格別です!

外はこの冬一番の寒波で冷たい風が吹き荒れている中、
お店の焼肉コンロを前に生ビール!

(この後のストーリーの都合上、1名顔を伏せます)

ここの骨付きカルビは有名で、
広げたら鉄板一面に広がります!

(これで1枚のお肉!!)

すると突然、
同席していたH先生が、お店の中にお知り合いを発見!

それが何と!
現在入院中のF先生と3月に結婚式を挙げる奥さん!
F先生のお見舞いに行った帰りだそうです!

もちろん一斉に写メ+F先生に送信!!
そりゃもう、F先生もおったまげてました(笑)

酔いも回った我々は、
やんちゃなイタズラ心が顔を出し始めた。

言いだしっぺは1年目T先生。

T先生『F先生にお見舞い持って行きましょう』
その他『何?この時間(既に22時)から何持って行くん??』

T先生『コンビニで○○本買って差し入れてあげましょう!』

おっとーーっ!!
これはなかなかのやんちゃなイタズラです(笑)

T先生『やっぱ病院ですから、看○師さんが写ってるやつがいいですよねー』
と、やんちゃがエスカレートしていきます。

そこで我々の考えたシナリオはこうです。

その1:コンビニで看○師さんものの○○本を購入。
その2:その本を持って病院に潜入。
その3:寝ているF先生のところに赴き、そっと布団の上に開いた
    ○○本を置く
その4:こっそり撤収
その5:夜中に巡回している看護師さんに、布団の上の○○本が見つかる
その6:病棟でF先生が有名人になる(笑われる)

さて、最初の難関。
果たしてコンビニに看○師モノの○○本が売っているのか?

その難関は、意外にもあっさりクリア(驚)
看○師ものの○○本見っけ~~~!!

(女の子に持たすな!あれ?楽しんでる?)
(隠してるけど笑顔)
 いずれにしても顔出し厳禁!!

そのままそ~~っと病棟に潜入

(この時、既に22時半でした)

そして、・・・・・
・・・巡回中の看護師さんに見つかっちゃいました(笑)

看『消灯時間過ぎてるので面会は・・・』
一同『たいへん申し訳ございません~~(超小声で)
   すぐに帰りますから~~』

本当に大迷惑な集団です。

そして更に、F先生の部屋に辿り着くと・・・

・・・F先生、まだ起きてた!!!(爆)

一同『お見舞いで~~す(汗)』と言って
買ってきた○○本を手渡し、
そそくさと退散してきたのでした。


    「その五」(競技復帰に向けて)につづく


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Road to X(その参)医師から患者に転身

2017年12月28日

アメリカンフットボールの試合で
ACL(膝前十時靱帯)を損傷してしまったF先生、
手術か保存加療かを検討した結果、
今後もアメフトを続けていくために
手術加療を選択した。

入院は12月6日、同日手術と決まった。

明和病院はスポーツ整形が非常に盛んで、
神戸大学付属病院、兵庫県立リハビリテーション病院と一緒に
FIFA(国際サッカー連盟)のメディカルセンターに
指定されている。

アスレチックリハビリテーションセンターがあり、
25メートルの直線レーンや有酸素運動エリア、
筋力系のマシンを備えたエリアなど、
スポーツジム以上の設備を備えている。
(詳しくはアスリハのページをご参照ください)
https://meiwa-hospital.com/marc/

そんな明和病院で研修中のF先生、
アメリカンフットボールの試合中に負傷し、
『患者の立場に立ってみる』という項目(そんな項目あった?)を
自ら実践し、当院が誇るアスリハを経験することになりました。

そして手術日当日、
朝7時半に入院、9時手術なのに
案の定(?)寝坊して病棟をヤキモキさせ、
手術は無事行われた。

手術後、しんどかったら見舞いに行くのは控えようかな・・・
思っていた矢先、
F先生からメッセージ。

F先生『今、覚醒(麻酔から目覚めた)しました!』

様子を見に行った他の研修医に聞くと、
薬が効いているからか、
痛みもあまりないらしい。

そこで研修医と一緒に見舞いに訪れた
(といっても、職場の中だから便利便利♪)

F先生『いや~~、麻酔ってスゴイですね!
    麻酔かけられた瞬間に(眠りに)落ちて、
    目が覚めたら手術も終わって病室のベッドでした!』

手術によく立ち会う医者でさえ、自ら体験すると驚くんだね!

ひとしきり話をして、
その日の晩は、兵庫医大救急をローテ中の
1年目のH先生を激励するため、
羨ましがるF先生を尻目に我々は
焼肉屋に繰り出したのでした。


    「その四」(差し入れ)につづく


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Road to X(その弐)母さん!事件です!

2017年12月27日

F先生のアメフトの試合を観に行く日は、
11月11日(土)と決まった。

F先生は日頃からトレーニングを欠かさない。
ちゃっかり(?)近所の母校(H医大)のトレーニングルームで
日々鍛えている。

昨年の4月に明和病院で臨床研修を始めてからも
じわじわと体は大きくなり続け、
病院の廊下で遠くを歩く後姿を誰が見ても、
「あっ、F先生だ!」とわかるくらい
でっかくなっていた。

そして、10月21日(土)
2部リーグトップの座をかけて臨む
大切な試合の日の朝、
F先生の姿は研修医室にあった。

試合は午後から大阪の鶴見緑地公園。
気持ちを鼓舞するために音楽を聴きながら
静かに自分のデスクに座っていた。

N『午後から試合やね!今日は応援行けないけど、
  テンション上げて頑張って行っといで!』
F先生『あざっす!頑張ってきます!!』

そう言って彼は颯爽と試合に出掛けて行った。


明けて月曜日の朝、、、

研修医室の扉をガラッと開けて、
N『かっきーー(F先生の愛称)!試合どうだった!?』

すると部屋の奥から、
F先生『Nさん!勝ちましたーー!!』と、いい返事!

N『おぉーーっ!!おめでとう!!』

・・・でも、何か様子が・・・変。

F先生『でも、、、ACL(膝の前十時靱帯)やっちゃいました。。。』

N『えぇーーーーーっ!!??』

見ると、彼は前の椅子に右足を真直ぐ伸ばして置いて、
痛々しい姿を見せていた。

がっくり肩を落とすF先生。

それもそのはず、
この段階で負傷するということは、
2部リーグトップの座を勝ち取った後、目前に控えている
1部リーグとの入れ替え戦という最大の山場の試合に
出場できないかも知れない。

F先生『でも俺がタックルして止めたお陰で勝てたんです』

しかし、彼の口調には明らかな悔しさと無念さが滲んでいた。

『今日、整形でM先生の診察受けるんです。
 ・・・やっちゃいました。
 次の試合、ガチガチに膝固めたら試合に出られるかな・・・』

でも彼は、
自分が試合に出たいということと、
チームが勝利して1部リーグに返り咲くこと、
どちらを選ぶべきか、頭の中では分かっていたと思う。
 
    「その参」(医師から患者に転身)につづく


臨床研修事務担当 N

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Road to X(その壱)プロローグ

2017年12月25日

医学部在学中に体育系のクラブに所属し、
大学を卒業して研修医になってからも
社会人リーグでスポーツを続けている先生がいます。

その中の1人、2年目のF先生

現在F先生はアメリカンフットボール
 NFA(日本社会人アメリカンフットボール連盟)の
2部リーグX2WESTの、
Sidewinders(サイドワインダーズ)というチームに所属している。

研修医の寮の前で上を見上げると、
彼の部屋の窓の外には、
常にアメフトのグローブやユニフォームなどが
干してあるのが見える。

※ 雨の日も晴れの日も干しっ放しみたいだけど、
  一体いつ取り入れるのかなぁ。。。?

さて、F先生の所属チームの話。
チームは昨年1部から2部に降格するという
辛酸を舐めさせられたそうだが、
今年は2部リーグで着々と勝利を積み重ねて、
あと一歩で2部リーグのトップを
勝ち取るというところまで迫っていた。

そんなある日、、
F先生の試合を観に行った同じく2年目のS先生から
すごく盛り上がって楽しかったので
次は、他の先生と一緒に応援しに行こうと誘われ、
応援に行くことになりました。

みんなのスケジュールを合わせて、
試合観戦の日は11月11日(土)と決まった。

その間に1回(10/21)試合があるのだが、
残念ながら都合が合わなかった。

”皆でチームのTシャツを着て応援しよう♪"と、
早くから研修医室で盛り上がり、
F先生も、『ブログに載せてもいいですよー』と
言ってくれて、
試合観戦の日を心待ちにしていました。


しかし、、、、

まさか、あんなことが起きるとは・・・・・

    「その弐」(母さん!事件です!)につづく


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寿司、カニ、そして温泉

2017年11月28日

11月1日から1ヶ月間、
2年目のY先生が兵庫県の日本海側、鳥取県まで目と鼻の先の場所にある
『公立香住病院』に地域医療(へき地医療研修)に出発しました。

今年の11月は、初めこそ穏やかな気候でしたが、
日を追うごとに朝のニュースで、
“この秋一番の冷え込み”と連呼し、
中旬には兵庫県の最高峰『氷ノ山』では初冠雪を記録。

恐らく日本海側沿岸部の香住は季節風に吹かれて
Y先生は、さぞ寒い思いをしているに違いない。

そんなことを思いながら、
2年目のN先生と一緒に
香住まで会いに行くことにしました。

今回はN先生と2人だけなので
三宮から特急列車に乗って出発です。
(電車だと往復や現地でもお酒が飲めちゃう♪)

香住まで片道約3時間、乗り換えなしの直行です。
冬だけの季節列車で、その名も『かにカニはまかぜ』!
名前がかわいいでしょ♪

3時間といえば新幹線で例えると
新大阪から東京や博多までよりも長いんです。

なので、とりあえず買い込んだお酒やおつまみが
二人のテーブルに並びます

先ずはコンビニで買った焼き鳥をアテに
ビールで乾杯!

 (ちゃんとコップも買ってきた)

ほろ酔い気分でポテチやお菓子を食べていると
N先生“Nさん、ハート型のハッピーターン見つけました”
N  “本当だ!! 袋に「あったらハッピー♪」って書いてある!
    いいことあるんちゃうー!?”
N先生“・・・でも・・・ヒビ入ってるんです・・・”

 ほろ酔いだったので、かなりツボにはまった(笑)

単線なのですれ違う列車を待つ間、
ホームに出て新鮮な空気を吸ったりしながら

お昼前にようやく香住に到着!

駅までY先生が迎えに来てくれて、
一旦、香住病院まで車を置きに行き、
ついでにY先生が1ヶ月過ごしている
官舎を見に行きました

ワンルームですが、キッチンやバスやトイレが別で
十分な広さがあります。
また、家電もひと通り揃っていて、
不自由することはなさそうです。
(もちろん寒いので、エアコン以外に電気ストーブもあった)

さて、
寮を見学したら目指すお寿司屋さんに向かいます!
このお寿司屋さんは、昨年10月に、へき地医療を始めるにあたって
私が病院の挨拶回りに出かけた折、
最後に立ち寄った思い出のお寿司屋さんです♪
(詳しくは、ちょうど1年前の平成28年11月28日投稿のブログ
 『へき地医療(番外編)その2』を参照ください)

このお店は香住漁港の真ん前にあり、漁師さん直営なので、
生きたタグ付きのブランド蟹がお手頃価格で
食べられます!

先ずは『鮑の酒蒸し』からスタート

ビールを飲みながら鮑を食べていると、
握りずしが出てきます

 左の1カンは、のどぐろの炙りの握りです!

そしていよいよ生きた蟹の登場!
ピンク色の「香住漁港」のタグが光ります☆☆☆

1組で松葉ガニ1杯を買い取り、好きな調理法で料理してくれます!
せっかく生きた蟹なので、半分はカニ刺し!残り半分と甲羅は
焼いてもらいました!!


 (甲羅にはミソがぎっしり!!)

お酒は地元の香住鶴の熱燗に変わり、
〆はのどぐろの炙り握りと、
但馬牛のレア握り(これもかなりの美味しさ!)
をいただき、お腹一杯になりました!!

お腹が膨れたら
城崎温泉のお風呂に入りに行くことにしました

香住から電車で揺られること20分。
城崎温泉に到着
7つの外湯のうち、
大きな『御所の湯』に行きました

シーズン真っ只中になると、
脱衣場も洗い場も芋の子を洗うような大混雑になりますが、
この日はとても空いていて、
露天風呂を含めてのんびり温泉に浸かって温まり、
湯上り処で定番の珈琲牛乳を飲みながら
まったりと寛ぐことができました。

湯上りには城崎温泉の温泉街を散策。

途中で立ち寄ったお店で
『湯上りプリン』を食べたり

お肉屋さんで但馬牛のミンチカツやコロッケを買って
食べ歩きを楽しみました

駅に着くころには日も沈み、
間もなくY先生ともお別れです。
と言っても、月末までだからあと数日間だけど(笑)

N先生と私は改めて特急列車に乗り、
Y先生は各駅停車で香住へと戻って行きました。

今回は日曜日帰りの弾丸ツアーで往復6時間の列車の旅、
なかなかの強行軍でしたが
無事へき地医療で頑張るY先生を見に行けたし
温泉にも入ってリフレッシュ!
明日からまた頑張ろう!



臨床研修事務担当 N

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 までご連絡ください。

院内旅行

2017年11月23日


明和病院には、職員の親睦を図ることを目的とした
『春秋会』というものがあり、
年に1回、院内旅行(いわゆる社員旅行)を行っています。

年に1回といっても、病院は1年365日仕事をしているので
いくつかの日程に分かれて開催され、
それぞれ違うところに行くので
多種多様なコースが用意されています。

今年の例を挙げると、
 ・ミュージカルCATS&ヒルトンホテルで食事
 ・信楽の絵付け体験&松茸と近江牛のすき焼き食べ放題
 ・名古屋で水族館&ひつまぶし
 ・鳴門の渦潮&淡路島でふぐ料理
などなど、豊富なラインアップ!
 
そして先日、2年目の研修医2名が
鳴門の渦潮とふぐ料理を食べに行ってきました。

事前に『写真とって来てねーー』とお願いしたところ、
沢山の写真を撮ってきてくれました。

バスの中から仲良く1枚

間近で見る鳴門の渦潮!!

麻酔科の先生と一緒に!


そしてフグ!!!

研修医同士で出掛けるのも楽しいと思いますが
他の職種の人と触れあえる貴重な機会なので
今後も是非参加して欲しいです!

さて、来年はどんな旅行が企画されるかな♪


臨床研修事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
 http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
 までご連絡ください。

救急車同乗研修

2017年11月18日

最近めっきり寒くなりましたね
駅の改札前などで寒風吹きすさぶ中、
年賀葉書を売る人が
マッチ売りの少女のように見えてしまうのは
私だけでしょうか。
寒い中の仕事は体にこたえそうです。

さて、我々の研修医もこの寒い中、
1年目の研修医が西宮市消防局の鳴尾消防署に
1日研修に行ってきました。

内容は、出動する救急車に乗って、
病院に搬送される前の患者さんがどのような課程を経て
病院に搬送されてくるのかを体験してくること。

そこで見えてくる救急車要請の実態や、
救急隊員さんたちの日々の苦労、
そしていつもは患者搬送時にしか話ができない
救急隊員さんたちとコミュニケーションを取ること

そこから色んなことを学んで欲しいという思いで
今年から始まりました。

私も初日は挨拶を兼ねて消防署に行ってきました。
月曜日から木曜日まで1日1人ずつ交代で研修です。

初日はT先生。
寮からスクラブの上に防寒着を来て自転車で消防署に登場。

最初の業務は、夜勤から引き継いだ救急車両や
装備の点検を・・・・・・・と言いかけたその時、

館内にアナウンスが響きました。

『救急要請。●●町●丁目・・・』

救急隊員がダッシュで飛び出します!
T先生も何がなんだか分からないまま後に続きます!

車庫の横には本部から伝送されている位置情報が
モニターに表示されていて場所を確認します。

この情報は救急車の中でも確認でき、
各救急車の場所はGPSでリアルタイムに本部や
消防署と共有されています。

そうこう言っている間に
T先生も救急隊のガウンを着て救急車に乗り込み
扉が閉まります。

そして、あっという間にけたたましくサイレンを鳴らして
西宮の町に飛び出していきました。

T先生が出動してから、
しばらく救急隊の人にお話を聞きました。

昔に比べて救急要請の件数は
着実に増えているそうです。
因みに、西宮市内の昨日の救急搬送件数は47件でした。

この間にも、車庫の救急車2台は共に出動し、
西宮浜の分署の1台も出動したため、
鳴尾消防署管内の3台が同時に出動していました。

それぞれ現地に急行し、
患者さんを収容、バイタルなど現場で取れる
限られた情報をもとに搬送先を考え、
受け入れ相談の電話を入れて、
受け入れ可能となったら搬送する。

病院で申し送りをして
次の出動に備えて準備をしながら消防署に戻る。
時には戻る途中で出動要請を受けることも・・・

これをひたすら繰り返すそうです。

雨の日も、風の日も、
灼熱の日も、
今日のように寒風吹きすさぶ日も・・・

そういえば今年の春に研修を終えた研修医が、
救急隊の受入れ要請の電話を受けた後、
よく救急車の搬入口の外側で待っていたことを
思い出しました。

彼はどんなに寒い日でも、
手が空いていれば屋外で救急隊を待っていました。

救急隊に、そんな彼の姿は
どのように映ったのでしょうか。

たった1日の短い研修ですが、
この短い研修を通じて『何か』を
学んでくれたことを期待しています。


臨床研修事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
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