医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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明和病院 ブログ

続けて第4回超音波セミナー

2019年2月27日

つい、ひと月ほど前に
今年度3回目の超音波セミナーを開催したところですが
立て続けに第4回目が開催されました

講師はいつものK先生と
ハンズオンの指導役として
技師さんも付き合ってくれています
(いつも遅い時間までお付き合いいただき心から感謝!!)

不定期開催のこのセミナー
1月の時点で、

K先生 『今年度、あと1回はやりましょうね~~』

と言っていたものの、
年度末は何かと慌しくなるので、
急いで日程を調整しました

今回は1年目の研修医の他に、
ちょうどこの日に病院見学に来てくれた
医学生さんも一緒にセミナーを受けてくれました

先ずは今日のテーマについて講義を受けて

そのまま手技に突入!

身振り手振りで熱のこもった指導!
学んだことをその場で実践!!

学生さんもやってみよう!
上手くできたかな??

病院見学に来てくれる医学生さんには
できるだけ色々なことを経験して欲しいので
予定していなくても、突然こんなレクチャーに
飛び入り参加できるかもしれませんよ♪

もうすぐ春休みの見学シーズン

ぼちぼち病院見学のご依頼を頂いています

まだ日程には比較的余裕がありますので
どしどしお申込ください

医学生さんからの病院見学のご依頼を
心よりお待ちいたしております


臨床研修 事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
 http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 人事・人材開発室
  村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com
   または、
  藤原   fujiwara.s@meiwa-hospital.com
 までご連絡ください。

待ってるぞ!!!

2019年2月8日

今朝、病院に向かうために自宅を出ると
辺りはすっきりと晴れ渡り
目の前に迫る六甲山系は、
すぐ手が届きそうなほど近くに見えていました

こんな朝を、北陸、中部、近畿、四国に散らばる
彼ら5人はどういった気持ちで迎えているだろうか。。。


遡ること約1年から2年くらい前・・・・

初めて彼らに出会いました

採用試験やマッチングを経て
明和病院で研修を行う5人の学生さんが決まりました

そして昨年の秋。

お互い遠く離れて生活する彼らに

卒業試験で忙しくなる前に
5人で一度集まりますか?
と尋ねたところ、

5名全員が『集まりたい』と言いました

そうして、超大型台風が迫り来る中
来年から苦楽を共にする友人に会うために

ある学生さんは始発電車に乗り、
ある学生さんは高速バスに乗り
遠路はるばる旅をしました

今回面白かったのは、
私以外の5人の学生さんは、
お互いに誰が集まるのか知らされていなかったこと

これにより、
旅の目的地に到着するまでの間に
ターミナル駅に到着するたびに
一人、また一人と旅の仲間が増えてゆき、
そのたびに『おぉ~~お前か~~!!』と歓声が上がり
酒盛りの仲間が増えてゆきました(笑)

皆で楽しく食事をしながら話をして
あっと言う間に時間が過ぎ
最後に一人ずつ散らばって行くときに

『来年、春にまた会おうね!!』
『次に会うときは“先生”やね!!』

そう言って、堅い握手を交わして別れてきました

あれから数ヶ月
彼らは卒業試験と国家試験に向けて
必死で勉強したに違いありません


T君!、N君!、M戸君!、M野君!、Hさん!

明日からいよいよ医師国家試験が始まります
試験会場が遠い人は今日から試験会場に近い宿に
場所を移している人もいることでしょう

遠く離れていても
君たち5人は新しいチームとして発足しました

輝ける未来は目の前です!
数年前に大学の医学部の合格し、
6年目まで無事に進級して卒業を掴み取った今、
その勢いで国家試験も一気に乗り越えてください


とは言うものの・・・・・

この際、遠い未来を見据えて頑張ろうとなどせず、
目の前の楽しい卒業旅行のことだけを考えて
無事に2日間を乗り切って
全力で世界各地に散らばっていってください(笑)

待ってるぞ!!!


君達の国試突破を心から祈っている
臨床研修 事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
 http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
 までご連絡ください。

第3回超音波セミナー

2019年1月20日

臨床研修医1年目を対象にした
今年度3回目の超音波セミナーが開催されました

今回の研修医の参加は5人中3名、
1人は外の病院に研修に出ているので残念ながら欠席。

あと1人は・・・・??

遡ること数日前、
出勤して研修医室の扉を開けると
奥の方から声がします。

研T:『えっ!??何やて!!??
    はよ測って来いやーーー!』

ん??何が起きた??
まぁいつものように、じゃれ合っているだけだと思い
気にも留めずに事務所に戻りました。

それからしばらくして、私のPHSが鳴ります。
画面には、1年目の研修医のM先生の名前が表示されています

 N:『おうっ、どないした?』

研M:『インフル出ました~~』

 N:『うわっ!マジか?、感染対策のN師長さんと話したか?』

研M:『しました!症状が出始めた昨日から5日間出て来るなと言われました~』

 N:『ほな、さっさと帰って家で休め!ER当番の交代だけしっかりしといてね』

研M『わかりましたーー♪』

・・・ん??声は元気やし、何や嬉しそうやのぅ?
まぁ、実際にインフルが検出されてしまったなら仕方ない
他のスタッフに蔓延する前に隔離しておかねば。。。

その後、研修医の当直の変更を研修医室に張り出すために赴くと、
何故か帰ったはずのM先生の声がします。

研M:『どの本持って帰ろう~、めっちゃ勉強できそう~』

あちこちから一斉にツッコミが入ります

研:『勉強なんか、するわけないやろーーーー!!』

N:『はよ帰れやーーー!』

そんなこんなで、超音波セミナーの参加者が
さらに1人減ってしまったのでした。。。

講師はK先生。
いつもこのセミナーのために、
時間をかけて沢山のスライドを準備してくださいます

技師さんも3名参加してくださり
講義の後の実技に付き合ってくださいます

被験者は小さい時から胆石持ちの研修医。
前回に引き続きフォローアップを兼ねての被験者です

先ずはT先生が超音波のプローブを操作します

おっ??

以前に比べてサクッと見たい場所が画面に映し出されます
しばらく見ない間に、素人目で見ても腕を上げています!

目指す胆嚢が画面に映し出された瞬間・・・・

技師A:『うわっっ! すごっっ!! 石だらけ・・・』

その後は胆嚢を取るや取らないやの大騒ぎ
(ご心配なく。この〝くだり”、毎回繰り返されています・・・)
セミナーの練習台としては申し分のない被験者でした。

不定期に開催されるこのセミナー
今年度もあと1回は開催しましょうということになり
内容の濃い1時間の講義と実技を終えました。

みんな知識だけでなく、
着実に手技の腕も上げているようで嬉しく思います

あとは皆さん、
インフルエンザが流行しています
普段からうがいと手洗いをキッチリして
インフルエンザにかからないように注意しましょう!!


 臨床研修 事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
  https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

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  までご連絡ください。

謹賀新年

2019年1月4日

あけましておめでとうございます

私が研修医の担当を始めて
あっという間に3回目のお正月を迎えました。

そして今年も1月2日に
明和病院で研修を始める医学生の
国家試験突破を祈願のため
京都の北野天満宮まで行ってきました。

【四条大橋から北を望む】

昨年までは混雑を避けて
神戸から始発電車に乗って行ってきたのですが
今年は少しのんびり7時頃に出発したところ・・・

がっつり京都の市バスで渋滞にはまりました(汗)

去年はぼちぼち準備を始めている出店を横目に
スイスイと境内まで進めたのですが、
今年は出店も大賑わいの大混雑!!

やっとの思いで境内に到着して
長い参拝の列に並びます
その間に、小銭入れを取り出してお賽銭の準備

さて、いくらでしょう?
見たら分かりますよね、
そうです、『113円』です。

何で113円??
小銭入れの中にこれしかなかったから・・・
・・・違います!
枚数が多いと金額の割に音がするから・・・
・・・違います!!

今回の医師国家試験は、第何回ですか??

そうです。今回の試験は、
『第113回医師国家試験』です。
なので113円。

ちょっと強引だったか。。。

さて、小気味よくチャリチャリーン♪
と、お賽銭を投げ入れたら、
先ずは、深々と二礼。
そして、二拍手。
その後、
『第113回医師国家試験合格・・・
 ○○大学医学部、○○くん、
 △△大学医学部、△△さん、
 □□大学医学部、□□くん・・・』
と、5人全員の大学名と名前をお願いして、
最後に深々と一礼。
(長いことブツブツ言ってたので周りの人は
 どんどん入れ替わっていた)

大行列に並んでようやくお参りを済ませたら
絵馬を書きに行きましょう!

5人分の名前を書いたら、
日付が書けなくなって、
慌てて余白に書き足した(汗)

その後、御神矢と、
お守りを1人1つずつ買って任務完了!!

御神矢は、病院の研修医室の
高いところにお祭りしました
(私では手が届かないのM田先生にお願いしました)

買ってきたお守りは、
中部、北陸、近畿、四国の各地に散らばる学生さんのもとに
郵便で送りました
多分2、3日でそれぞれの手元に届くことでしょう。

あとは彼らが体調を崩さず
学んだことを全て出し切れることを
心から祈っています


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 までご連絡ください。

師走

2018年12月28日

師走・・・
語源は諸説ありますが、
年末は僧侶が仏事のために走り回ることから
12月のことを「師走」という説が有力なんだそうです

12月って忙しいですよね
・・・何が言いたいかって??

いやはや、、、
ブログの更新をサボってた言い訳です、、、はい。

ずっと気になってたんですけどね~~~
スイマセン。

今月は1年目の研修医が集まって
院外研修に回っている研修医の激励会も開きました
初めて行ったお店でしたが、隠れ家的イタリアンで
とっても美味しかったです♪
まだまだこの辺りにも隠れたお店があるようです

そして、学生さんにとっては冬休みのタイミングで
沢山の医学生さんが見学に来てくださいました。

私の他の仕事との兼ね合いで
年末ギリギリの見学希望日を頂いた学生さんには
何名か後日再調整になってしまった方もいて
大変申し訳ないことをしてしまいました。。。

今回はかなり遠方からもお越しいただき、
東は山梨!
山梨から明和病院まで、
片道6時間近くかかったんですって(驚!!!)

そして西(南?)は沖縄から!!!
飛行機に乗って見学に来てくれました!

本当に遠方からも興味を持って来ていただき
それだけで本当に有難いと思いました

今年の年末は強烈な寒波が
関西にもやってきました。
西宮にも今日初めて雪が舞いました。

こんな寒さの中、
春から明和病院で研修を始める学生さんたちも
きっと必死で勉強していることでしょう。

今日舞っている雪が
彼らにとって桜の花びらに変わる日は
もうすぐそこまで来ています


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『DOCTOR’S MAGAZINE』に掲載されました!

2018年11月30日

8月31日にこのブログで予告していましたが、
とうとう『DOCTOR'S MAGAZINE』12月号の
“臨床研修病院紹介”のページに
明和病院が紹介されたんです!!

『DOCTOR'S MAGAZINEン』という雑誌は、
一般には馴染みのない雑誌ですが、
医師や医学生の間では幅広く知られている
かなり有名な全国版の月刊誌です
※ 編集の過程は8/31のブログを見てくださいね~♪

今回は発行元のメディカルプリンシプル社さんのご厚意で
病院の広報ツールに使用する許諾を頂きましたので
ここにご紹介させていただきます


PDFファイルでご覧になる方はこちらをクリック

さて、いわゆる業界紙でありますが、
この1,2日の間に早速反響が!

先ず、お付き合いのある臨床研修病院から
「どうやってこの雑誌に載ったの??」という
問い合わせが来ました

そして予想はしていましたが・・・

原稿を書いた研修医のもとに
知り合いからの電話!

一番驚いたのは当の研修医本人、

研修医:『めっちゃびっくりしました!
     親戚が見つけて親に言って・・・』

そりゃ親戚中で大騒ぎだね(笑)
君は一族の希望の星に違いない!

これを機会に医学生さんには
明和病院に、より興味を持っていただけたら嬉しいです


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密かな野望と隠れたエピソード

2018年11月22日

私が研修医のブログを始めてから2年が経ちました

可能な限り研修医のありのままをお伝えしたいので
自分の中の掲載規準ギリギリを走ることもあり、
病院上層部の横槍(もとい!検閲)を全く受けずに
お伝えできていることは奇跡のようだと感じています

いつかこのブログがきっかけで明和病院で研修を始めた!
という研修医が現れるという密かな野望を持ち続け
コツコツと書いています

学生さんって病院見学に来る前にホームページとか
見て来られると思うんですよね
なので最近になってようやく
病院見学に来てくれた学生さんから
“ブログ読みました”と言ってくれる方が現れて
少しずつ実りつつあるのかな・・・と嬉しく思っています

そんな中・・・

ぐっと冷えてきたここ最近、
数人の学生さんが続けて病院見学に来てくれました

その中の1人の学生さんが病院見学の終わりに、

学生さん:4年生のときからブログ読んでるんです  と。

  N :!!!

なんと1年前から読んでくれてたんですね

※ ということは、ここ最近ブログ更新の手が緩んで
  サボり気味になってしまっていることもご存知か。
  お恥ずかしい。。。

その学生さんにはしっかり言い訳しておきました

ブログにはね、
読んでて面白い話と
読んだらめっちゃ面白いけど書けない話
があるんだよね、と。

最近書きたい話が全くなかったわけじゃないんです
だけど、決して悪い話じゃないのに、
皆様にご紹介できないお話もあるんです

この学生さんに、書けない話をひとつだけしたら、

学生さん:あーーー!その話、めっちゃ面白いですけど、
     それはさすがに書けないですね~~~(笑)

と、納得していただけました

臨床研修病院を探している医学生の皆さん!
病院見学にお越しの際は、
是非この隠れたエピソードも聞きに来てくださいね


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超音波レクチャー

2018年11月20日

先日、1年目の研修医を対象として
超音波セミナーを開催しました

このセミナーは、不定期に開催している
超音波診断装置(エコー)に関する講義と手技です。

超音波診断装置は、文字通り超音波を腹部臓器や心臓、
血管などに当てて映像化する
レントゲンやCT、MRIなどと並ぶ画像診断装置です

普段は主に臨床検査技師が操作しますが、
医師が直接取り扱う機会が多いのも、この機械の特徴です。

講師は、内科で肝臓疾患を専門としているK先生
前回の10月開催に続き、第2回目です。

事前に沢山のスライドを準備していただき、
様々な腹部疾患の超音波における画像と
その判読方法について教えてくださいました

そして、このレクチャーの特徴は、
講義だけで終わらないこと。

超音波検査のことなら百選練磨の技師さんと一緒に
実際に超音波診断装置を操作してみる
“ハンズオンセミナー”なんです。

何事も“百聞は一見にしかず”
そして、“習うより慣れよ” です

実際に人の体に超音波をあてて
腹部臓器を映し出すことによって
その理解と技術は深まります。

患者役と医師役をそれぞれ研修医が
交代で務めます。

すると、彼ら研修医も“人”なんですよね、
どこぞの臓器に“石”が見えたり、
日頃の運動不足から、
ポッテリした●臓が映っちゃったりするんです。。。

研修医A:なぁ、前より石がでかくなったんちゃう!??

研修医B:うわぁ~~!このセミナーで経過観察しなくっちゃ~!

色んな角度から映し出したり、
映すだけでなく、患者さんの呼吸のタイミングを含め
多くのことを学べるいい機会になりました。

超音波検査は非常に奥が深いので、
次回のセミナーにも期待しましょう!

そして、研修医“B”君の石の経過観察も続けていこうーー!


臨床研修事務担当 N

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マッチング結果発表

2018年10月18日

医学生以外にもこのブログを読んでくださる方がいると仮定して、

そもそも、臨床研修医における『マッチング』とは何?
というところから。

臨床研修病院は全国に約1,000病院あり、
来年国試を受ける予定の医学生は、約1万人います

この大勢の医学生さん達は医師国家試験に通ったら、
臨床研修を始めなければなりません

しかし、中にはとっても人気な病院もあれば
なかなか人の集まらない病院もあり、
多くの医学生が人気の病院に殺到すると、
臨床研修が始められない人が出てきてしまいます

そこでこの「マッチング」というシステムを使って
臨床研修が始められずに路頭に迷う人が出ないよう、
うまいこと組み合わせてくれるのが
このシステムです。

具体的には、

来年に臨床研修を始めようとする人は先ず、
病院の採用試験を受けて、
学生側と病院側がお互いに希望順位を登録して
その組合せをコンピューターで弾き出して
来年度の研修病院が決まります。

とまぁ、こんな感じです。
(ふぅ、、、去年より分かり易く説明できただろうか・・・?)

そしてその発表が、
本日10月18日(木)14時にWEBサイトで発表されました!!

結果は、
無事に明和病院の定員枠の5名が決まり、
来年度のチームが、今、正式に発足しました!!

今年は多くの学生さんから、
「何とか明和病院で研修したいです!!」という
嬉しいお声を掛けていただきましたが、
定員は5名と限られているため、
残念ながらその全てのご希望に添えることは
できませんでした。

明和病院を目指してくれた学生さん達とは
長い時間をかけて少しずつコミュニケーションを取り、
お互いを十分理解していただけに、
定められた募集定員さえなければ全員採用したいくらい
とても素晴らしい学生さん達でした。

それだけに明和病院とマッチしなかった学生さんにも
卒業試験や国家試験を頑張って欲しいし、
立派なお医者さんになって欲しいと思っています。

半年後、
明和病院で研修予定の学生さん、
そして、明和病院で研修を希望としてくれたにもかかわらず、
明和病院以外の病院に行くことになった学生さん、
全ての学生さんが、来年揃って暖かい春を迎えられるよう
心から底から願っています。


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救急車同乗研修

2018年10月15日


つい先日までの暑さはどこへやら・・・
10日前に恐らく今年最後の真夏日を記録し、
私は日焼けまでしてしまいましたが
ここ数日ですっかり涼しくなり
今朝はとても爽やかな朝を迎えました

そんな中、明和病院の1年目の研修医が
西宮市消防局の鳴尾消防署に救急車同乗研修でお世話になりました

研修の内容は、1日1人、5日間交代で
消防署から出動する救急車に同乗して、
患者さんが病院に搬送されてくるまでの過程を
体験してくること。

そこで見えてくる救急車要請の実態や、
救急隊員さんたちの日々の苦労、
そして普段はゆっくりお話しすることが少ない
救急隊員さんたちとコミュニケーションを取ること

そこから色んなことを学んで欲しいという思いで
昨年から始まりました。

私も初日の今日は挨拶を兼ねて消防署に行ってきました。

初日はF先生。
寮からスクラブの上に上着を着て自転車で消防署に登場。

最初の業務は、夜勤から引き継いだ救急車両や
装備の点検を行います

※ 昨年はこの段階で救急要請がかかって、
  T先生が嵐のように出動して行った記憶があります

同乗するときに使用するヘルメットやガウンをお借りして

救急隊の隊員さん自ら車両の点検と

車両の中では、必要な物品の点検や
医療機器のチェックを行います

これらが済むと近所を10分くらいかけて
試験走行します

これらを行って初めて出動準備が整います

医師と救急隊、
同じ命を預かる職業であり、
患者さんの命を救う同じ一連の流れの上に乗りながら
意外とお互いを知らないものです

お互いを知ることができれば
お互いの考えや思いや苦労も理解もできるはずです
そんな関係が築けたら素晴らしいですね

1人たった1日の短い研修ですが、
この短い研修を通じて『何か』を
学んでくれることを期待しています。


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