医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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明和病院 ブログ

研修医の採用試験を終えて

2020年8月31日

そろそろ8月も終わろうとしているのに
とんでもない暑さが続いていますが
先日、2回目の臨床研修医採用試験が行われました

コロナの影響で、大学から都道府県をまたいだ移動に
制限が加えられている学生さんが多かったようですが、
それでも沢山の学生さんが試験を受けてくださいました

ここ数年を振り返ってみて
受験してくださる学生さんについていくつかの傾向があるようです

【1.地元が兵庫(近畿)でない方が増えてきた】

 元々、明和病院を受験してくださる学生さんは
 西日本の大学に所属している方が多いのですが
 元を辿ると、出身が兵庫県(または大阪府)で、
 西日本の大学の医学部に散らばっていた方が
 卒業を機に戻ってこようとするパターンがありました。
 しかし、最近は兵庫県はおろか、近畿にすら縁もゆかりもない方が
 明和病院の門を叩いてくださるようになってきました

 兵庫県以外の方にも少しずつ認知度が上がってきたということでしょうか!?
 はたまたネット社会の情報の賜物でしょうか!??

 いずれにしても新しい出会いはとてもワクワクします!!
 これからも様々な地域の医学生さんとお会いして
 ご縁があればと思ってます♪

【2.女性の受験者が増えてきた】

 今や医学部には女性の学生さんが多数いらっしゃいます
 そして、優秀でしっかりした方が多いように感じます

 明和病院の採用試験を担当する医師も、
 『最近は質の高い女性の学生さんが多いなぁ・・・』と
 おっしゃっているので
 あながちウソではなさそうです


まだ他にも気付いた点はありますが、
この上記2点だけを見ても
近年は特に『幅広い大学』から『男女を問わず』『多数の』
『質の高い医学生さん』が
明和病院を目指していただけていると言えそうです

そんなこんなで、病院の幹部は今年のマッチング順位の設定には
相当頭を抱えることとなりました

まさに嬉しい悲鳴なのですが、某幹部の医師からは、

 『昔はもっと(マッチング順位を)決めるの楽だったのになぁ』とか、

はたまた、違う幹部の医師は、

 『なんでこんなに質の高い学生さんが沢山明和病院を受けてくれたんや!??』などと

半分疑心暗鬼になっている方もおられる始末。。。。

そんな時、私は、

 『先生、これは全て見学の対応をしてくれた研修医や上級医の先生方
  そして、コメディカルの方々が、
  一人一人の学生さんを丁寧に対応してくださったからですよ』

とお伝えしています

これに関しては明確なデータがあります。
直近1年間の見学にお越しいただいた数十名の医学生さんの内、
今年の採用試験を受けてくださった医学生さんが85%に上るという点!
他の病院のデータはわかりませんが、
この数字はなかなかの数字ではないかと自負しています。

この1年間、はるばる明和病院まで足を運んでくださった学生の皆さん、
そして、その医学生さん達と真摯に向き合ってくださったスタッフの方々に
心から感謝したいと思います

最終的な結果は10月のマッチングの結果発表を待たなければなりませんが
今年もきっと素晴らしい研修医のチームができるに違いありません

この1年間、彼らを見守ってきた私は、
誰よりもそれを確信していますし、今からワクワクが止まりません♪♪ 


臨床研修事務担当M

※臨床研修医の採用情報
  https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
  ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
  特に見学したい内容、などを明記の上、
  人事勤労課
   村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com
 までご連絡ください。

新しい病院見学の形とは

2020年8月17日

医学生さんが臨床研修病院を選ぶ過程は様々ですが
一般的には共通する大きな流れがります

step1.民間企業が作成している就職ガイドブックや
   インターネットの情報から
   希望の勤務地や条件を踏まえてざっくり目星を付ける。

step2.民間企業や官公庁が主催する研修病院の合同説明会で
   気になる病院のブースを訪れて、直接話を聞いてみる。

step3.ここまで絞り込めたら、実際に個別の病院見学に行ってみる

大体こんな感じの流れだと思いますが
その他にも、先輩の話を聞いたり
様々な情報を得ながら探しているようです


ところが、、、
今年は新型コロナのせいで
そのプロセスもすっかり様変わりしてしまいました

上記「step2」の合同説明会は、
医学生さんにとって複数の病院担当者から
一度に話を聞くことができるため、
直接病院見学に赴くより遥かに敷居が低いと言えます

しかし今年は、春から夏にかけて民間企業や官公庁が主催する
大型イベントは軒並み中止、又は延期となってしまいました

多くの人が集まるイベントが開催困難となった今、
WEB説明会なるものも現われてきました

近い所来、WEB説明会はごく一般的な姿になることでしょう

しかし、
前回のブログでも記しましたが、
明和病院の研修医採用活動は、「チームを作る」作業です

集まっていただいた学生さんを一つの原石と考え
その中からコツコツと新しいチームという美しい宝石を掘り出す作業です

果たしてこの作業をWEB上のやり取りだけで
イメージすることができるでしょうか・・・?

正直・・・今はまだその自信がありません

考え方が古いと言われてしまえばそこまでですが、
直接学生さんと話をして、
何気ない会話からその人の考え方を知り
何気ない仕草や行動から少しずつ人となりを知る

医学生さんにも実際に病院にお越しいただき、
病院周辺の環境、外来にお越しになる患者さんの空気、
研修医や上級医、コメディカルの雰囲気

そういったものを自らの肌で感じていただきたい

そう思うのですが、これからはそれも難しくなるのでしょうか

『with コロナ』の新しい世界の形
私達は一体、その変化に対して
どのように対応してゆけば良いのでしょうか・・・

今まさに
もがきながら模索中です


臨床研修事務担当M

※臨床研修医の採用情報
  https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
  ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
  特に見学したい内容、などを明記の上、
  人事勤労課
   村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com
 までご連絡ください。

研修医のチームを作ろう

2020年8月8日

先日、今年も2回実施される
臨床研修医の採用試験の第1回目の試験が実施されました

全国の殆どの臨床研修病院は、医師臨床研修 マッチング協議会の
マッチングシステムに参加しており、
「医学生さん側の希望順位」と、「病院側の希望順位」を
組合わせて『マッチング』することによって最終的な結果が決まります

そうは言っても、医学生さんは誰だって自分が希望する病院で
研修を受けたいので、病院側にも高い順位で
登録してほしいと思っているはず

なので、「病院側の希望順位」を決める採用試験は
医学生さんにとって大切なイベントになるわけです

さて、その明和病院の採用試験ですが、
実は他の病院とちょっと違います
他の病院の採用試験をよく知るわけではないが、多分・・・違うと思う

なぜならば、試験の点数や大学の成績で順位を決めていないからです

そもそも採用試験の筆記試験や面接に点数をつけない!!

では、どうやって明和病院は「病院側の希望順位」を
決めているのでしょうか・・・??

明和病院の来年度の研修医の定員は『5名』です

この定員数がひとつの鍵となります

この少ない人数の研修医は、研修期間の2年間、
楽しい時は勿論、苦しい時も共に助け合って行かなければなりません

そのためには、同期の研修医同士、
そして先輩研修医や後輩研修医と共に
お互いを思いやり、助け合う『ひとつのチーム』でなければならないと
考えています

私達は、この『チームを作る』ことが
何よりも大切であり、採用活動そのものと考えています


採用試験の面接官から志望動機を尋ねられた医学生さんの
多くの方が『研修医間のアットホームさ』を挙げてくださいます

きっとそれは、
明和病院で研修している研修医一人一人が
お互いを支え合う精神を持つ
温かい『チーム』であることを学生さんに伝えてくれたからだと
私は思っています

そんな『明和病院の研修医イズム』に共感してくれた
沢山の医学生さんが今年も明和病院を目指してくれました


さて、来年は一体どんなチームができるのでしょうか・・・

今からとても楽しみです


臨床研修事務担当M

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  https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
  ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
  特に見学したい内容、などを明記の上、
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