医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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新しい病院見学の形とは

新しい病院見学の形とは

2020年8月17日

医学生さんが臨床研修病院を選ぶ過程は様々ですが
一般的には共通する大きな流れがります

step1.民間企業が作成している就職ガイドブックや
   インターネットの情報から
   希望の勤務地や条件を踏まえてざっくり目星を付ける。

step2.民間企業や官公庁が主催する研修病院の合同説明会で
   気になる病院のブースを訪れて、直接話を聞いてみる。

step3.ここまで絞り込めたら、実際に個別の病院見学に行ってみる

大体こんな感じの流れだと思いますが
その他にも、先輩の話を聞いたり
様々な情報を得ながら探しているようです


ところが、、、
今年は新型コロナのせいで
そのプロセスもすっかり様変わりしてしまいました

上記「step2」の合同説明会は、
医学生さんにとって複数の病院担当者から
一度に話を聞くことができるため、
直接病院見学に赴くより遥かに敷居が低いと言えます

しかし今年は、春から夏にかけて民間企業や官公庁が主催する
大型イベントは軒並み中止、又は延期となってしまいました

多くの人が集まるイベントが開催困難となった今、
WEB説明会なるものも現われてきました

近い所来、WEB説明会はごく一般的な姿になることでしょう

しかし、
前回のブログでも記しましたが、
明和病院の研修医採用活動は、「チームを作る」作業です

集まっていただいた学生さんを一つの原石と考え
その中からコツコツと新しいチームという美しい宝石を掘り出す作業です

果たしてこの作業をWEB上のやり取りだけで
イメージすることができるでしょうか・・・?

正直・・・今はまだその自信がありません

考え方が古いと言われてしまえばそこまでですが、
直接学生さんと話をして、
何気ない会話からその人の考え方を知り
何気ない仕草や行動から少しずつ人となりを知る

医学生さんにも実際に病院にお越しいただき、
病院周辺の環境、外来にお越しになる患者さんの空気、
研修医や上級医、コメディカルの雰囲気

そういったものを自らの肌で感じていただきたい

そう思うのですが、これからはそれも難しくなるのでしょうか

『with コロナ』の新しい世界の形
私達は一体、その変化に対して
どのように対応してゆけば良いのでしょうか・・・

今まさに
もがきながら模索中です


臨床研修事務担当M

※臨床研修医の採用情報
  https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
  ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
  特に見学したい内容、などを明記の上、
  人事勤労課
   村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com
 までご連絡ください。