健康診断
2016年12月16日
前回の研修医のブログ「暗号?」のつづき。
明和病院の臨床研修プログラムのうち、
1年目の2ヶ月間(兵庫医大救急と西宮協立脳神経外科病院の救急)
院外ロードに出かける。
もちろん事前に事務方が手続きをするわけだが、
各病院、事前に必要な書類は若干異なる。
その中で、研修直前の健康診断書を求められる場合がある。
明和病院の定期健康診断は1月のため、
正月に不摂生の限りを尽くした人はギリギリまで悪あがきをする。
『健診の数日前から禁酒』、など。
そんなもん、悪くなりきったラボデータが急に改善するわけがなかろうに。
たいていそんな悪あがきをするのは、上の方の先生。
おっと、話が脱線してしまった。
書類の提出は12月中なので、
仕方なく明和病院の健診センターで別途健康診断を受けてもらうことになる。
日時を設定して健診センターと調整しておく。
研修医に「この日に必ず健康診断受けてきてね!」と念押しをすると
大抵「了解です!!」と気持ちの良い返事が返ってくる。
さて、そんなこんなの12月のとある土曜日。
健診センターから電話がかかってきた。
『研修医の○○先生がまだ健診に来られませんけど、、、』
??忘れるようなキャラの先生ではないと思うが。。。。
しまった!!!!!
前日の夕方、とある部署の忘年会に行くって言ってた!
さては寝過ごしたか!?
慌てて先ずは院内PHSに電話
・・・電波届かず。電源入ってない。。
携帯に電話
・・・出ない。やられた。。。
そうこうしていたら、奇跡的に本人から電話がかかってきた。
『ボシボシ(もしもし)~~(超ダミ声)
イバオギました(今起きました)~~。ズビバゼーン(すいませーん)、
ドウビダライイデブカ(どうしたらいいですか)~~。』
『どうもこうもあるかいな!頭ぼさぼさでいいから出ておいで、
多分、肝機能は最悪だろうけど仕方あるまい』
こうしてたたき起こされた○○先生(今回はイニシャルも伏せよう)は
すぐにも病院に飛んでくる、、、と思われた。
が、その後、院外の作業で私が出かけていた間に続きがあった。
寮からは病院まで自転車で10分あれば来るので、
そうこうしているうちに現れるであろう、、
と、健診センターのスタッフが待ち構えているのになかなか現れず。
10時半過ぎに総務課スタッフが改めて○○先生の携帯に電話したところ、
まだ病院の近くをトボトボ歩いていたらしい。
さては二度寝したな、、、
と思って、月曜日の朝に改めて本人に聞いてみた。
確かに前日飲み過ぎ(歌い過ぎ?)で寝過ごしたらしい。
そして私からの電話で、何とか起きたものの、
シャワーくらいしていこうと思ってシャワーして出てくると、
前日、飲みすぎて自転車を病院に置いたままタクシーで寮まで帰ったため、
仕方なく寮から歩いていたそうな。
(歩いたら30分弱かかるからねぇ)
あ~あ。。
超二日酔いのラボデータ、楽しみだねぇ。
提出できないようなデータなら、もう一度採血するか。。。
めっぽう世話が焼けるが、そんな彼らを私は嫌いじゃない。
臨床研修 事務担当 N
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