医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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明和病院 ブログ

臨床研修修了おめでとう

2021年3月18日

今日、月末で2年間の初期研修を終える
5人の研修医の修了式が行われました

彼等と初めて出会ったのはいつだったかな・・・

5人の研修医ひとり一人の顔を思い浮かべながら思い出してみました

中でも印象的だったのはH先生との初めての出会い

確か4年前に県が主催した病院説明会

神戸国際会議場の大きな会議室で、
なぜか学生さんの数より出展病院の職員の数が圧倒的に多い
不思議な説明会だった
(とにかく参加者がめっちゃ少なかった)

3時間ブースに座っていた中で
説明を聞きに来てくれたのはたったの4人。

H先生はその4人の中の1人でした

当時のH先生は、兵庫県から遠く離れた大学の5年生
地元の大学に通いながら、関西の研修病院を探していました

それから1年後・・・
その間、何の音沙汰もなかったH先生から病院見学の依頼が来て
3月末に見学に来てくれました

夜行の高速バスに乗って早朝に神戸に着いて病院見学、
そのまま、その日の深夜の夜行バスに乗って帰るというので
晩ご飯を一緒に食べることにしました

ちょうどその日、
4月から研修を始める5人の新研修医が集まることになっていたので
H先生もその仲間に加わって晩ご飯を食べに行きました
(コロナの前は、よくこうして食事に出掛けたものです)

ひとつ上の学年の新しい研修医と食事を共にしたH先生
その時の食事会がどれだけ楽しかったのか
以来、真っ直ぐに明和病院を目指してくれて
更に1年後、H先生は明和病院の研修医になりました

それから更に2年間が経ち
明和病院で2年間の研修を終えた5人の研修医は、

T先生 H大学 整形外科
H先生 K大学 法医学教室
M先生 M病院 精神科
M先生 K大学 整形外科
N先生 H大学 外科

と、皆それぞれの道を歩むことになりました

いつかまた
更に成長した彼らに会える日が楽しみです


何年経っても、先生方の原点はここにあります。
医師として、とても大切な最初の2年間を過ごす場所として
明和病院を選んでくれてありがとう。

どこに出ても恥ずかしくない医師に育ってくれたことを
とても誇らしく思います。


臨床研修事務担当M

※臨床研修医の採用情報
 https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 人事・人材開発室
  村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com
 までご連絡ください

サクラサク

2021年3月16日

私は毎朝、阪神甲子園の駅から約10分
歩いて通勤しています

駅前には大きな通りがあり、
明和病院の方に1本入ると
そこはもう静かな住宅街です

辺りに人がいないのを確認してマスクを外してみると
朝の風はまだヒンヤリしていますが
かすかに春の香りがしてきます

そんな春の風に誘われて
道沿いの公園に足を踏み入れると

まだ花を咲かせていない沢山のソメイヨシノの奥に
1本だけピンク色に染まっている木があります

早咲きのサクラです

毎年、私はこの早咲きのサクラの木を
特別な思いで見上げています

今日は第115回医師国家試験の合格発表の日

丁度この発表の日を待っていたかのように
早咲きのサクラは今年も美しい花を咲かせてくれました

そして、明和病院で研修を始める5人の医学生も
満開の花を咲かせてくれました

新しい人生の一歩を踏み出す彼らの未来が
このサクラのように美しい未来でありますように。。。


臨床研修事務担当M

※臨床研修医の採用情報
 https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 人事・人材開発室
  村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com
 までご連絡ください。

医学生による病院見学のトレンド

2021年3月6日

私のデスクの隣で仕事をしているM君が言いました

『医学生さんに病院見学の返事のメールを1通送る度に
 新たな問い合わせのメールが2通届きます・・・ (・・;)』


明和病院では、医学生による病院見学を
1日1名(又は友人との一緒の1組)と決めています

これは、病院見学のために
わざわざ時間を割いて来てくれる学生さんに
真剣に向き合うために決めた最低限のルールです

中には飛行機や新幹線を使って
片道何時間もの時間とお金をかけて来てくれる人もいます

それを考えれば中途半端な対応ができるはずがありません

そして昨今のコロナ禍は、
この病院見学のトレンドまで変えてしまいました

例年であれば3月から4月の春休みシーズンは、
医学部5年生から6年生にかけての方が
病院を絞り込む時期なのですが

今年は3人の内1人くらいの割合で、医学部4年生(新5年生)からの
見学申し込みが来ています

理由としては、
昨年の夏、コロナ第1波の緊急事態宣言が明けた後も
多くの大学が学生に対して県外への移動を厳しく制限し
例年多くの学生が病院見学に訪れる夏休み期間に
見学に赴くことができなくなりました

このことを知る一つ下の学年が
早期に研修病院選びに動き出したからではないかと考えています

結果、この春休みに5年生と4年生の見学申し込みが
一気に流れ込んだようです


が・・・・・

そんなことを冷静に話している暇はありません
みるみるうちにスケジュールは病院見学で埋まり、
新たに届いたメールに記された見学希望日に
対応できないという状況が発生しています

果たして1日1人までのルールを頑なに堅持すべきか、、、

毎日、何度も何度も自問自答する日々が続いています

しかし、導き出される結果は、いつも同じです

『やはり、真剣に研修病院を探している医学生に
 中途半端な対応はできない・・・』

そう自らに言い聞かせながら
日程を調整し、見学内容をコーディネートしています

一期一会・・・・・

この出会いが素晴らしい出会いと
今後のお付き合いに繋がりますように


臨床研修事務担当 M

※臨床研修医の採用情報
  https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
  ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
  特に見学したい内容、などを明記の上、
  人事・人材開発室
   村上(弘)murakami.h@meiwa-hospital.com

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