医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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ある日の晩

ある日の晩

2018年4月20日

ある日の晩の出来事

1年目の研修医がオリエンテーションを終えて
それぞれのローテート先に散って行くと、
臨床研修の事務担当は、
ようやく落ち着きを取り戻してくる

仕事に区切りをつけて
いつものように帰る前に研修医室に寄ると
1年目のF先生(♀)が1人で机に向かっていた。
F先生は4月から2ヶ月間外科をローテート中。

 N 『こんな遅くまでどないしたん?』

F先生『いやぁーやることが無限にありすぎて・・・(汗)』

1年目の研修医5名に内、4人(♂)が内科系を回っており、
日中、時間に余裕ができるたびにERに赴いて
2年目の後ろをついて歩き仕事を学ぶ。
1人だけ外科を回っているF先生は、
連日怒涛のように押し寄せる手術に入るのでてんてこ舞い!
なかなか思うようにERに来られない。

しかも来週にはいよいよ1年目がERデビューを果たすため、
他の研修医に遅れを取っていないか気が気ではないらしい。

そんなこんなの話をしていると、
研修医室の扉が、ガラッと開き、
当直の2年目の研修医S先生が立っていた。

S先生は、しばし入口で立っていたが、
ふと思い立ったのか

S先生『F先生、良かったら今、ER教えたろか?』

N+F先生『おぉーーー!!』

その時ERには患者さんが1人来ていたが、
検査に行ったり結果を待ったりで少し余裕があったらしく
S先生はF先生を連れ立ってERへ

ダミーの患者さんのIDを使って
マンツーマンでオーダーの練習

2年目の研修医はみんなとても面倒見がいい
かつての2年目の研修医が研修を終えて
順番に病院を去って行く3月の下旬から
新しい1年目の研修医が独り立ちできるまでの約1ヶ月間、
来る日も来る日も日中のERと当直を4人で回し続けて
身も心もくたくたであるはずなのに、
ERに1年目がやってきたら必死になって教えている。

やはり2年目になると一気に先輩になるんだな・・・
素敵な光景を見せてもらいました。


臨床研修事務担当 N

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