医療法人明和病院
医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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看護部ブログ

BLS研修~新入職者オリエンテーション~

2018年4月17日

新入職者が臨床に入って1週間。
少しずつ医療現場の雰囲気を感じ始めている頃でしょうか。

全体オリエンテーションに引き続き、今回も全職種の新入職者を対象にBLS(一次救命処置:Basic Life Support)の研修を開催しました。
特に医療現場では、新入職者でも院内の廊下を歩いていたら急変患者に遭遇する可能性があります。
そんな時どうしたら良いでしょうか。今回は初期対応であるBLSについて演習しました。

現場の医師や看護師がインストラクターとなって指導しているので、臨場感があって真剣に受講していました。

  

  

絶え間ない胸骨圧迫、判断に困ったらまずは胸骨圧迫です。
2分間胸骨圧迫って意外と体力使います。4つのポイント、位置・深さ・リズム・リコイルですね。

    

 

 

1時間ではありましたが、積極的に、活発に、チームワークよく研修が行われました。
これで、倒れている人を発見したら「誰か来てください!救急カートとAEDを持ってきてください!」って言えますね。

 

看護部 E.S

新入職者を迎えて~オリエンテーション~

2018年4月11日

新年度を迎え、看護部にも41名の新入職者が来ました!
緊張した表情の中にも希望に満ち溢れており、とても頼もしいです。

全職種合同のオリエンテーションの3日間が過ぎ、45日からいよいよ看護部のオリエンテーションが開始です。
看護部長講和や看護倫理・看護記録・PNSについて・・・などの講義から始まり、看護職としての自覚が芽生え始めました。

そして、いよいよ部署発表!!

部署毎に順番に看護部長から発表され、ワーワー、キャーキャー大騒ぎでした。
自分の名前が呼ばれるまで、ドキドキ☆
全員第3希望までの希望通りの部署配属になりました。

 

  

 

看護部2日目(第5日)は、時々眠たい目をこすりながら受けていた講義から一転、いよいよ現場に出る前の準備、技術演習です。
看護職だけでなく、理学療法士や臨床研修医も合同で実施しました。

各病棟の看護主任が中心となって、臨床に沿った演習を行いました。

 ●バイタルサイン測定

看護の基本!数値だけにとらわれるのではなく、患者さんを観ることの大切さを学びました。

   

 ●口腔ケア・吸引・経管栄養

実際使用している物品を使って、どれも臨床を想定した演習です。
口腔の清潔は高齢者にとって感染予防の重要なケアの一つです。患者体験もできたので、より一層ケアのコツも学べました。

人形モデルを使用しながら吸引や胃管チューブの先端位置の確認、経管栄養の管理などを行いました。
吸引チューブ挿入の感覚も体験し、挿入の角度や長さが目に見えて理解できました。

    
 

●点滴静脈内注射・採血

最も緊張した演習が採血演習でした。まず指導者のデモストレーションを見て、シミュレーターで練習をして、新入職者同士でいざ本番!
しっかり声掛けしながら、血管を探して、針先に神経を集中させて…。指導を受けながら、正確に採血できていました。

                

6日間のオリエンテーションも終わり、初日の緊張した雰囲気から徐々に笑顔で活発にディスカッションする姿も見られるようになりました。
いよいよ、翌日から臨床のスタートです。

最後に今年度の新入職者の集合写真です。

WITH」の気持ちを大切に、そして同期の絆を大切にして、キャリアを重ねていきましょう♪

看護部 E.S

 

勉強会・・講師は1年目

2018年4月11日

東館2階では、毎年3月の勉強会は1年生が主体となり、テーマ決めから、内容、スライド作成など行い発表します。
今年の1年生は褥瘡について勉強会をしました!

 

講義では、基本的な褥瘡のメカニズムや好発部位、マットレスの種類や特徴について、先輩達に質問をしながら進めていました。
講義の後は、グループに分かれてグループワークです。
グループワークでは、実際にエアーマットに寝てみて、頭部挙上だけするとどのくらいずれが発生するのか、どうすれば食事時などギャッチアップした時に不快感がなくなるかをみんなで体験しながら考えました。

他にも下肢が拘縮している事例を出し、その患者に適したクッションの選定をグループで考えるということも行いました。
最後に、今回初めて勉強会を行った1年生にインタビューをしてみました!

Q.今回1年生だけで勉強会を行ってみて、感想は?

「テーマの選定に一番悩みましたが、今年東2では褥瘡件数が多かったため、褥瘡について勉強会をすることに決めました。また褥瘡委員の先輩に指導していただきながら進めていくことができました。」 

Q.勉強会をして学んだことは?

「褥瘡1つとっても、患者に合わせたクッションの使用法や体位変換の方法など色々な関わりができることを学びました。次の日から行かせられることが学べたので、正しいクッションを選定するなど今後も褥瘡予防に努めていきたいです。」

 東2階病棟 Y.Y

                                    1年生だけで勉強会のテーマ選定から実施まで・・・
             とても大変だったでしょうが、やり終えた後の達成感はハンパじゃないですよね!
            (まさか、疲れただけってことはないはず・・・)
                                                   これで準備の大変さがわかり、受講者として参加するときの意気込みも違ってくると思います。
              いやいや、もう2年目なので、これからはさらに準備にまわるかも・・・?
              ますます頑張ってくださいね。

                                           看護部長室 T.K