緊急帝王切開を想定して
2018年9月6日
混合病棟である中2では成人蘇生はもちろん、新生児蘇生、そして緊急帝王切開の勉強会を行っています。
今回は、分娩室で緊急帝王切開となった場合を想定して、それぞれのメンバーの役割や物の準備・配置などを実際に物を動かし、人も動きながらシュミレーションしました。
「分娩室で帝王切開?!ドラマでは見たことあるけど実際にそんなことあるの?!」という声も聞こえてきそうですが、医療の世界は何が起きるか分かりません。滅多にないことではありますが、いつ何が起きても慌てず対応できるように様々な状況を想定した勉強会が必要なのです。実際にその状況になった際には手術室のスタッフに駆けつけてもらうため、今回の勉強会も手術室スタッフにも参加してもらい、疑問点など一緒に確認しながら進めました。たくさんのスタッフが参加して、みんなで考えながら進めています。
このような勉強会を重ねながら、より安全で、産婦さん・家族さんにとって素敵なお産ができることを目指しています。
中央館2階 S.E
手術室スタッフとコラボで勉強会、素晴らしいです!
「分娩室で帝王切開?そんなのドラマの中だけでしょ?」って、
・・・確かにそうかもしれませんが、実際にあるかもしれないからの勉強会ですよね
台風21号の日、手術室が大変で新たな手術ができない状況の中、「帝王切開になるかも」という妊婦が
いたらしいじゃないですか、聞いてますよ~「その時は分娩室で帝王切開するしかない」という計画。
現実にはその日は帝王切開に至らなかったらしいけど、この勉強会、やってて良かったですね。
たぶん、心の準備には十分役立ったはずです。
これからも有意義な勉強会を期待しています。
看護部長室 T.K