私の癒しの手芸
2015年2月20日
というのも、患者さんが入院中に手芸をされているのを見て、その手芸があまりにも可愛かったからです。
手芸をされているご様子は、プレゼントされる方の事を、大切に想いながら作ってらしゃっるのだなぁ、と思われるほど
穏やかな表情をされていて、私はとても感動しました。
私も可愛い手芸をつくって、母にプレゼントをして喜ばせたくなりました。
私が手芸と出会えたのは、その患者さんのおかげです。
母は、脳梗塞になり、思うように動けなくなったため、元気もなくなり、友人とも話をしたがらないようになりました。
そして、ディサービスにも行かず、ひきこもりがちになった時に、母を元気づけようと思い、手芸をたくさん作って、
母にプレゼントしました。
母はかわいい物が大好きなので、とても喜んでくれました。
また、仲の良いお友だちや、お世話になっている方にプレゼントをするなど、自慢するものができたことで、
どんどん明るくなっていきました。
そして、ディサービスにも行けるようになりました!
今も、母は私の手芸を楽しみに待ってくれています。
手芸を通して、自分を待ってくれている誰かがいるということを常に考えるようになりました。
それは家族についても、そして看護師として出会う患者様たちについても、です。
喜んでくれる人のことを、より大切にしなくちゃ!と、思います。
それは手芸という趣味ができ、自分の心に余裕ができたからではないでしょうか。
グッと集中して可愛いものを作ることに喜びを、そして出来上がったら出来上がったで、可愛らしさに癒され、
また、プレゼントすることを考えてワクワクします。
そんな癒しの循環ができたことは、とても幸せなことです。
外来看護師 M・K
もおっ、作った作品を写真に撮って一緒に載せてくれなきゃ~
こんなのとか、そんなのとか、あんなのとか、ですか?~
絵がなきゃわからないから、ユザワヤのサイトに行って画像借りてきましたよ。
看護部長室 Y.H