病棟勉強会2発
2014年7月31日
その1
先日、日勤が終わったあとで、術後せん妄の勉強会を行いました。
*術後せん妄
手術をきっかけにしておこる精神障害で、病気や手術による身体的・精神的苦痛および環境の変化
や薬剤の影響により一時的な錯乱、幻覚、妄想状などの症状が引き起こされることをいい、
比較的に高齢者に発症しやすい
消化器外科病棟である中3病棟では癌の手術をされる患者様が多く、術後せん妄を発症することがあります。
今回の勉強会は実際に発症した患者様の実例を用いて、参加者がこういう場面に遭遇したとき、どう関わり方を
すればよかったか、意見の出し合いをして知識を深めていきました。
術後せん妄となった患者様へのケアも大切ですが、
せん妄を引き起こすだろう患者様の不安を軽減するケアを事前にしていく事が一番重要で、
そのために日々、より良いコミュニケーションをとることが課題です。
患者様の日ごろ抱えている苦しみは自分の考える想い・願い・価値観のズレによって大きく影響します。
看護師はその苦しみを和らげ軽くするために、患者の想いを傾聴し、
看護師が患者の想い受け止められるケアができるよう、意識して関わりたいと思います。
中3病棟 S,N
その2
月1回産科医師によって行われる勉強会。今回のテーマは胎動でした。
妊婦さんは妊娠16~18週で胎動を感じ始めます。この胎動は、妊娠・分娩期を通してとても大切な
所見になります。
助産師外来での妊婦指導でも胎動カウントの指導も行っているため、
今回改めて勉強できてよかったです!!
このように月1回、様々なテーマで
中2病棟スタッフ全員で知識の向上に励んでいます。
中2病棟 Y.N