東2階病棟の勉強会
2019年4月3日
東2階では毎月勉強会を開催しており、3月は毎年1年生が主体となって行なっています。
テーマの選定や講義内容、資料作成などすべて行い発表します。
今年度のテーマは「口腔ケア」です。
開口が困難であったり、口腔内汚染が強い患者さんが多いことにより、介入方法に悩むことも多く、看護師間でも統一した口腔ケアが行えていないため勉強会を開いてくれました。
講義では、唾液の作用や義歯の取り扱いなど基本的なことから、病棟でよく使用する口腔ケア物品、開口が困難な場合の唾液腺マッサージなど、
復習になることもありましたが、今回の勉強会で初めて知ることも多く、とてもいい機会になりました。
これは唾液腺マッサージの講義のあと、自分の唾液腺で練習している場面です。
今まで勉強会には参加する側だった1年生ですが、初めて主体となって勉強会を行ってみてどうだったか、尋ねてみました。
Q、勉強会をするにあたり大変だったこと
「まずはテーマを決めることが大変でした。先輩方のほうが口腔ケアを多く行っているので、復習だけにならないよう何を伝えるべきなのか、
内容を考えることが大変でした。」
Q、勉強会を通しての学び
「改めて口腔ケアの大切さや、義歯の取り扱い・管理方法を学ぶことができました。」
「勉強会後の先輩方からの感想で、『口腔ケアは毎日行うものなので、勉強会をすることでスタッフ全体の口腔ケアに対する意識向上につながる』と言ってもらえたので、日々の看護に取り入れられることを勉強会でできてよかったです。」
この勉強会に参加して、昨年3月の勉強会を思い出しました。
私も同期と一緒にテーマを決めることに悩み、準備にとても時間がかかりました。
準備することの大変さがわかり、発表を終えた1年生はとてもホッとしていました。
今年度から後輩ができ、後輩に対してこの学びを活かして根拠をもって教えることができるように関わっていきたいと言っていました。頼もしいです!
東2 M.M