掘り出し物発見
2019年5月8日
子どもから老人までインターネットで情報を集めるようになった時代に、病院には図書室がなければならないと、
施設基準だか、○○法だかわかりませんが、滅多に使わない図書室があります。
滅多に使わないもんだから、たまに掃除に行かないと埃がたまるので、
副部長が掃除&整理に行きました。
で、帰ってくるなり「ちょっと~、これ見て~」
「ほづゝ」とは「火筒」 つまり、戦争ということね
説明に「弁髪の清国捕虜の手当をする日赤看護婦ら」とあります。真ん中の女性、ほんとに「辮髪」
ところで、「辮髪」・・・読める?
こちらは北清事変から活躍した病院船だそうで、北清事変ですよ!「義和団の乱」ですよ!
でも、知らんやろ・・生きてるわけないもんね。100年以上前のことだし。
・・・聞いたことくらいあるやろ・・?
ない? ちょっと~、‘正しい’歴史を勉強してちょ.
北清事変から日露戦争、第一次世界大戦まで活躍した病院船だそうです。船内に手術室もあったって。
第一次世界大戦時の、青島の仮設病院だそうです。まさに、「野戦病院」
ドイツ傷兵のケアにあたっている写真のようです。
これは第二次世界大戦の時の様子。防毒マスクに射撃訓練.
昭和56年刊行、当時3800円で売られているものですが、今はもちろん増刷されてなく、手に入らないシロモノ。
状態よく管理してしばらく所蔵していたらいい値がつくようなブツですね。
日赤の看護師のことですが、従軍看護婦だから日赤というのは当然。それにしても、日本の歴史と看護師の歴史がそのまま収められた
見応えのある画報です。
掘り出し物とはまさにコレ
看護部長室H.Y