外部研修とケース発表会
2020年1月4日
12月8日に“退院支援のためのエッセンス”というテーマの外部研修に参加してきました。
退院支援とはという基本的なことから、緩和の視点から見た退院支援について学びました。
患者さん・家族さんの希望を叶えるためにはどのような情報が必要で、どのような支援が必要か理解しました。
いつも退院後についてどのように聞いたら答えてくれるのか迷っていました。この研修のなかで、どのように聞いたらいいのか少しヒントを貰えたような気がします。退院支援に自信がない私ですが、今は少しだけ、退院支援をするのが楽しみです。
12月13日は2年目ナースのケース発表会がありました。
とても緊張しましたが、改めて自分の看護を振り返ることで、気づけた学びが多くありました。
・1つ目は口腔ケアをテーマにしていました。口腔ケアは、日常生活ケアで、欠かせないもので、様々なことに繋がっています。
去年、自分たちが行った口腔ケアの勉強会のことを思い出しました。
口腔ケアに拒否があった患者さんに対して、口腔ケアの必要性や、効果を患者さんに示すことで、拒否のあった患者さんが、自ら進んで行うようになりました。
東館2階病棟にも口腔ケアが必要な患者さんはたくさんいます。
看護師も、必要性と効果を理解しておくことの大切さを改めて学ぶことができました。
・2つ目はユマニチュードをテーマにしていました。
ユマニチュードは人間らしさに働きかけ、あなたを大切に思ってますというメッセージを発信し続けることができます。
ユマニチュードのケア技法を用いることで、コミュニケーションが難しい患者でも、信頼できる関係を構築できるということを学びました。
・3つ目は退位支援をテーマにしていました。
退院後も続けてほしい内容や、今後起こりうる症状、疾患の知識をパンフレットにし、患者さんに渡すことで、退院後も継続して行えるように工夫をしていました。
退院後も継続看護を行うために、入院前からの指導も大切ですが、時にはパンフレットを用いて説明することも効果的であると学ぶことができました。
それぞれの発表をきいて、沢山のことを学べたので、それを活かした看護を行なっていきたいと思います。
東館2階病棟 M.M