医療法人明和病院
医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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ノバイス フィジカルアセスメント研修

ノバイス フィジカルアセスメント研修

2017年8月31日

8月19日 ノバイス(卒後1年目)を対象にフィジカルアセスメント研修を開催しました。指導者は看護主任の皆さんです。
この研修の目的はズバリ「患者さんの全身状態をアセスメントする力を養う」こと。
座学の後は、「問診」「聴診」「視診」「触診」の4つのブースへ移動!

一つの症状から次に何を聴取するかを学ぶ問診ブースでは、
時々主任から「まだ聞いてないことあるよねー」 「その他は?」などのつっこみに苦笑い…
ヒントをもらって何とか答えることができました。(ほっ)

   

聴診ブースではフィジカルアセスメントモデルの“フィジコ(シュミレーター)”を使って肺換気音や腸蠕動音を聴きます。
聴診器をあてながら「うぅん?」と首を傾げたり、「これ、よく聞こえた」などなど…
…それに、この人形、なんと目がパチパチするんです。初めての人はちょっと怖い( *´艸`)

 

次は、ビニール袋を着て臓器の位置を書いてみました。
患者さんにどう触れたらよいのか、どの臓器がどのあたりにあるのか?
「え?肝臓ってどっち側だっけ?」と戸惑う表情や、「肺ってこんなに大きかったんや・・・( ゚Д゚)」
と、衝撃の顔!

 

そして、昼食でお腹を満たしたあと・・・
午後からはフィジカルアセスメントと実践!!!
みんな必死にアセスメントします。

その後のグループ発表では素晴らしい解答がずらり!
主任たちは顔を見合わせ「私達が1年目の頃ってこんなにアセスメントできたっけ?」と思わずポロリ。

最後に感想をきくと・・・
・実際に体験しグループで考えを共有できたため考え方の視野が広がった
・グループでアセスメントしたことで、自分では気付けなかった学びがあった
・今まで何となくフィジカルアセスメントをしていたところが繋がって看護が面白いと思った
・現場でフィジカルアセスメントに不安を感じていたが、物事を繋げて考える事の楽しさを学び自信がついた

なんともうれしい感想です。これからも患者さんの笑顔のために頑張ろうね。
私達主任もしっかりサポートします (#^^#)

                                           主任会 C.O


       この研修って開催時期重要なんですよね。
       入職して間もなくでは、地に足がつかない状態で学んだことは研修室を出たら一歩ごとに消えていく・・・
       下半期になってからの習得では現場が(先輩が)困る・・・

       8月開催は、現場でいろんなことを経験したあとだから実際の患者さんをイメージしやすいし、
       アセスメントも、相手が患者さんだったら、、と思いながら学んでいけます。
       なんにしても、この日学んだ技術を使ってみないと絶対忘れますよ~ だから、使おうね^^
       

       主任さんたちも、ご苦労様でした^^

                                               看護部長室 H.Y