医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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血液内科

地元で最新の治療が受けられる血液内科です。

血液診療とは

血管内の血球(赤血球、白血球[好中球、Tリンパ球とBリンパ球]、マクロファージ、単球、樹状細胞、血小板)の病気と、血球の工場である骨髄(すべての骨の中心にあります)、毛細血管と同様に体の隅々まで張り巡らされたリンパ管、途中にいくつもある関所のようなリンパ節、関所の元締めのような脾臓の病気を診療します。

血液内科の特長

血球の工場である骨髄に発症する病気で、血液が作れなくなる再生不良性貧血、産生した血球が骨髄内で壊れてしまう骨髄異形成症候群、遺伝子変化や修飾による 急性白血病など血液疾患を診断治療します。

入院の多いのは悪性リンパ腫です。難治性の時は末梢血幹細胞移植が必要となります。再発性急性白血病は末梢血幹細胞移植でのみ救命可能で60歳までの人は長期生存を期待して移植します。

血液内科での診断・治療

診断

 

血球減少、血球増加にまず注目して血液検査を開始します。顕微鏡で細胞の大きさ・形から異常細胞の発見に努めます。フローサイトメトリーを使って細胞の表面蛋白からも分析します。これらの方法は血球、リンパ節のリンパ球で実施します。
細胞の遺伝子解析は病気の予後の判断や治療選択に有効で、必要に応じて実施します。

治療

 

栄養障害(鉄欠乏、ビタミン欠乏)の場合は不足を補うことで治癒します。良性の病気では、自己の免疫異常が発症の原因となっていることがあり、自己免疫疾患と同様免疫を抑える抗免疫療法を実施します。悪性血液疾患すなわち「血液のがん」は抗がん剤治療を行いますが、有効性の高い嘔気止め、下がった白血球を上げるG-CSF、感染予防の抗生剤・抗真菌剤による安全に治療できるようになっています。また新規薬剤が矢継ぎ早に販売されるようになっています。

末梢血幹細胞による根治を目指した移植治療

末梢血幹細胞による根治を目指した移植治療を当院でも実施しています。初めから化学療法で腫瘍を消すことができない人、よくなっても再発し治癒が見込めない人が対象です。

エピジェネティックス(遺伝子の配置そのものは変化しないが、生活のなかで化学的に修飾されていくことで発病)の学問が発展、それに対する新薬も臨床で使われています。

多発性骨髄腫に対する新薬が次々に登場する予定で、治療で生存期間が伸びていくことが期待されます。

血液内科が対象とする主な疾患

貧血

貧血は他の血液疾患に伴って発症するものがあり、検査せず鉄剤を服用したまま放置するのは危険です。

悪性リンパ腫

顕微鏡、遺伝子検査などの諸検査で、正しい診断し、適切な治療方法を選択に心がけています。

急性白血病

骨髄系とリンパ系の白血病がありますが、診断・治療に緊急性が求められます。

多発性骨髄腫

骨の破壊を伴う病気のため、骨痛で診療所に通っている方は一度血液内科診療を受けることをお勧めます。

血小板減少症

急性の場合は脳出血のリスク高いため、急ぎ診療を受けて下さい。ERでも受診できます。

検査・診断法

  • 採血による血液検査
  • 骨髄検査
    骨盤骨の腸骨あるいは胸骨で行います。骨膜の局所麻酔をしますので採血と同じようにして検査ができます。
  • 画像診断
    CTやMRIあるいは放射線アイソトープ利用したPET-CTなどでより正確な診断と治療評価を行っています。
  • 生検
    骨髄内の細胞分布、血液細胞が転移したリンパ節や肝臓・脾臓を精査することがあります。

受診されるときは

  • 今までの手持ちの血液検査データがございましたらご持参ください。
  • 他院での診断と治療歴も参考になります。
  • 出身地、親族2〜3親等の血液疾患の有無(一部の病気で遺伝性素因あります)の情報必要です。

外来のご案内

血液内科専門外来

 
診療時間 [火曜日]午後 13:00〜16:00
[木曜日]午前 9:00〜12:00

医師

血液内科部長

林 邦雄

当院は日本血液学会認定施設です。病床20床(移植無菌室2床、クリーンウオール病室3床)まで設けており、
入院疾患は主に白血病、悪性リンパ腫です。骨髄異形成症候群や多発性骨髄種の多くは、16床ある外来化学療法室で治療を行っています。

資格認定・専門医 日本内科学会 認定内科医
日本血液学会 指導医・専門医
日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
日本感染症学会認定ICD
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医・細胞治療認定管理士
精神保健指定医
日本医師会認定産業医

非常勤医師
兵庫医科大学 血液内科 講師

池亀 和博

専門分野 血液内科

診療実績

入院治療疾患の分布

入院疾患の詳細

外来化学療法室の利用疾患の推移

平成27年度 疾患別生存率(入院患者)

MDS:骨髄異形成症候群、ML:悪性リンパ腫、MM:多発性骨髄腫、Benign:良性疾患、L(+MDS):MDSを含む白血病

休診・代診

11月23日 休診 午前 林   

診療科・専門外来